コスプレイヤー・五木あきらが、初の女優業に挑戦した理由とは?

国内だけでなく世界10カ国以上で活躍するコスプレイヤーの五木あきらが、エンタメ~テレで10月27日(土)に放送されるドラマ「戦慄女子 キャンプ女編」で主演を務める。

同作品は1話完結のオムニバスホラードラマの最終回で、キャンプを楽しむ若者たちの前に不思議な少女・ラビ(五木)が現れたことで、不可思議な現象が起こり始める。同作品で女優初挑戦となった五木に直撃し、初めての演技の感想や素顔に迫った。

初めての演技の感想は?

「難しいですね。イメージするのと実際に演じるのでは全然違うなと思いましたし、なかなかイメージ通りにはいかないなと。(配役を知る前に)撮影に臨むにあたって、ホラードラマやホラー映画を見て出演されている女優さんの目の動きや、どうやったら怖さを表現できるのかを自分なりに勉強したのですが、私は"人ではないもの"の役という怖がる役ではなく怖がらせる方だったので、あまり参考にならなかったかな (笑)」

苦労したところは?

「無口な役だったので、言葉を発さずに仕草や目線、表情などで表現するというのは本当に難しかったです。物語の冒頭は表情もあまりなく、『目線をどこに置いたらいいんだろう?目線がブレていても変だし...』と悩みながら、極力、目線を動かさず、まばたきをしないようにして不気味さを出すよう心掛けました」

これまで演技の仕事を断ってきた五木さんが、本作に出演することを決めた理由は?

「ホラーだからです!ホラー作品が大好きで、映画やドラマなどホラー物はたくさん見ていたので、『よし、やったろうっ!』という感じで受けさせていただきました。難しかったですけどね(笑)」

ホラーが好きな理由は?

「非日常感を感じられるから。驚いたりビクビクしたりするのって普通の生活を送っていると、なかなか体験しないじゃないですか。あとは、ラストの安堵感ですかね」

いつものコスプレ衣装ではなく普通の衣装での出演でしたが?

「ウィッグを被っていたので、あんまり変わらないですね。私の中でのコスプレと私服の違いは『ウィッグを被っているかどうか』なんです。だから、ウィッグを被っていない状態は裸を見られているような感覚といいますか、ファンの皆さんにはあまり見られたくないんですよ」

注目してほしいポイントは?

「私が演じているラビの心境の変化や、出会った若者たちと打ち解けていく感じは注目してほしいです。怖さだけじゃなく、心の動きも見どころなので」

今後、女優業は続けますか?

「ホラーなら!今度は怖がる役もやってみたいですね。あと、作品のテイストとしてハンディカメラで撮ったような一人称視点の作品が好きなので、そんな感じの作品には出てみたいです」

世界中で活躍されていてお忙しいと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

「ほとんど寝ています(笑)。けっこうインドア派なので、起きたらひたすらネットで映画やアニメ、動画を見ています。見たいホラー映画でもない限りは家にいますね。何かを見ながら、次のコスプレの準備をしているかな」

コスプレをするキャラクターを選ぶポイントは?

「自分の好きなキャラクターということですね。日常系の制服学園物語のキャラクターではなく、魔法を使ったり鎧を着て戦っているような非日常系の戦う女の子が好きです」

コスプレの衣装は手作りですか?

「手作りできるところは手作りして、難しいところは発注します。どんな素材にするか、ジップにするかボタンにするかまで細かく注文しますね。やはり着て動くので、細かいディティールが大事なんです」

今後挑戦したい仕事は?

「心霊スポット体験とか。でも、リアクションが大事なのに、私リアクション薄めだからなぁ。あんまり感情が表に出ないんですよね...」

最後にファンの方にメッセージをお願いします!

「コスプレイヤーなので、趣味でやるコスプレは楽しみながら、仕事でやるコスプレに関してはもっともっとキャラクターを突き詰めていきたいと思っています。そして、後輩のコスプレイヤーの見本になれるようプロ意識を高めて、さらにコスプレを極めていけたらと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」

文=原田健

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放送情報

戦慄女子 キャンプ女編

放送日時:2018年10月27日(土)22:30~

チャンネル:エンタメ~テレ☆シネドラバラティ

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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