釣り好き芸人・田村亮が語る、釣りの魅力と楽しみ方

自身の釣り番組を持つほど、釣りが大好きなロンドンブーツ1号2号の田村亮。約1年半ぶりに釣りビジョンの番組をジャックした亮さんに、釣りの楽しみを聞いた。

釣り専門チャンネル「釣りビジョン」の番組に、釣り好きの亮が乗り込む「勝手に番組ジャック」がいよいよ復活する。

「いろいろな問題がありましてお休みをいただいていました。SNSに『番組ジャック、戻ってきてくれ！』って書き込んでくれた釣り好きの方がたくさんいて、励みになっていたので、今回復帰できてうれしいです」

復帰1発目でジャックした番組は、プロフィッシングデモンストレーター・村田基が世界中で魚を釣る「魚種格闘技戦！」。

「村田さんは釣り界の大御所で、この『番組ジャック』を立ち上げる時にもお世話になった方なので、復帰1発目が村田さんの番組で感慨深いです。今回、キャットフィッシュっていう、釣っても喜ばれない魚が目的なんですけど、この魚をターゲットにした理由も村田さんの説明を聞いたら納得できましたし、やっぱりすごい人だなって。釣った後にプロの料理人に調理してもらって食べたら、家でこの前食べたヒラメよりおいしかったんです。いらん魚で仕入れ値も安いやろうし、"おいしい白身魚"として販売したらいいんやないかって思うほどでした(笑)」

10月からは他局でも釣りの冠番組がスタートするなど、亮の釣りの勢いは止まらない。

「本当に釣りばっかりやってますね。ボケやツッコミの数よりも竿振ってる数の方が多いですから、どっちが本業か分からなくなってます(笑)。『番組ジャック』ではプロの方から話を聞いたり、釣りに関する疑問に答えてもらおうと思ってます。その教わったことを僕の中で熟成させて、他の番組で偉そうに教えたいなって(笑)」

番組を通して、釣りの魅力を多くの人に伝えたいという。

「陸上競技に短距離や砲丸投げなど種類があるように、釣りでも海釣り専門の人、渓流釣りだけの人とかいろいろなんです。釣りビジョンの番組では、そういうフィールドの違う人たちの中間というか、橋渡しになりたいですね」

最後に、釣りでの個人的な楽しみと目標も教えてもらった。

「僕はシーバス(スズキ)釣りが好きなんですけど、これからシーバスがコノシロを食べる時期になると大物が釣れるので楽しみです。これまで釣った中で一番大きかったのは40㎏のアブラボウズなんですけど、いつかルアーでジャイアントトレバリーを釣ってみたいですね」

取材・文＝田中隆信

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