手越祐也 、ツアー最終公演に向けてファンにメッセージ■一問一答■後編
「手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END TOUR」ライブの様子
2025年5月20日から開幕し、大阪・宮城・福岡など全国各地を巡った「手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END」が9月15日(月・祝)立川ステージガーデンにて最終公演を迎え、さらに公演の様子がWOWOWにて生中継される。今回は手越祐也の素顔に迫る一問一答の後編をお届けする。
インタビュー前編はこちら
Profile
手越祐也 1987年11月11日生まれ、神奈川県出身。 2003年のデビューから2020年6月まで男性アイドルグループのメンバーとして活動し、歌手活動に加えてバラエティ番組やドラマ、映画でも活躍。フリー転身後はアーティストとして精力的に活動し、2025年5月にベストアルバム「手越祐也 SINGLES BEST」をリリースした。同年10月からは日本テレビ系で放送される新日曜ドラマ「ぼくたちん家」に出演する。
Q&A
HOMINIS編集部
落ち込んだとき立て直すリフレッシュ方法は?
手越祐也
性格的に人からメンタルの相談を受けることが多いのですが、思うのは、メンタルがしんどい人って、悪い意味ではなく「時間が余ってしまっている人が多い」ということです。もちろん休むことは人間にとって絶対に大事です。ただ、落ち込んだときほど一人で考え込んでしまいがちなんですよね。
自分の場合は、そういう時こそ仲の良い何でも話せる友人や家族と一緒に、好きなことをして過ごします。例えばスポーツをしたり、サッカーやゴルフに出かけたり、トレーニングで汗を流したり。みんなでご飯に行って話したり、お酒を飲みながら愚痴や思っていることを全部吐き出すこともあります。
日本人はどうしても我慢して溜め込んでしまいがちだと思うので、嫌なものってウイルスと同じで、体内に溜めておくと悪さをします。だからこそ、落ち込んだ時ほど外に出して解放することが大事だと思っています。
HOMINIS編集部
ご自身の人生を一言で表すとしたら?
手越祐也
「ロールプレイングゲーム」ですね。人生はRPGのようなものだと思っています。次にどんなステージやボス、仲間が現れるのか分からないからこそ楽しい。もし攻略本を見ながら進めてしまったら、面白さは半減してしまうと思うんです。
一つの目標を達成すると、その“町”で新しいスキルや武器、盾や魔法を手に入れられる。そして再び外の世界へ出て、いろんなものと戦いながらレベルアップしていく。次の町に着いたら、そこでまた新しい武器や盾を手に入れて…その繰り返しが人生だと思います。
現状維持で満足するのではなく、常に次の町、次のフィールドを目指して進んでいく――そんな意味で、自分の人生はRPGだと表現したいですね。
HOMINIS編集部
小さな頃からやめられない癖は?
手越祐也
イタズラですね。小さい頃からずっとイタズラ好きで、それは今でもやめられないです。 今回のドラマ『ぼくたちん家』で共演している、トーヨコでたむろしたり、複雑な背景がある役を演じている白鳥玉季ちゃんがいます。もう現場では「姉さん」とか「玉季姉さん」って呼んでいます。実際は圧倒的に年下なんですけど、精神年齢は僕より高いと感じるので、つい姉さんって。 僕自身は小さい頃から変わっていないんだなと実感しますね(笑)
手越祐也
自分のライブには自信しかありません。もし自信がなければ、そもそもステージには立たないと思います。自分で「最高のライブだ」と胸を張って言えないものを、人前でお金をいただいて披露するのは、プロとして失格だと思うからです。だからこそ、間違いなく「最高のライブだ」と胸をはって言えます。
演出はもちろん、曲ごとのアレンジや照明の使い方まで徹底的にこだわっています。何曲も全力で歌い踊り続け、思い切りシャウトするロックもあり――こんなふうに振り幅のあるライブをやっているのは、日本でもほとんどいないと思います。だからこそ「手越祐也のライブは誰かっぽい」ではなく、唯一無二のものになっていると感じています。
さらに、ライブに来てくださるファンの皆さん――HONEYYYとのリスペクトし合える関係も、現場で体感していただけるはずです。ステージ上の僕と、客席のHONEYYY、その一体感も大きな魅力だと思っています。ぜひそこを見て、感じてほしいです。
手越祐也
ありがとうございました!
文=HOMINIS編集部