昨年末に開催されたアジア最大級の音楽授賞式「2018 Mnet Asian Music Awards(通称:2018 MAMA)」。同式典は、韓国の新人アーティスト12組とアジアの各地域で活躍する期待の新星5組がフレッシュなステージを繰り広げる韓国公演「2018 MAMA PREMIERE in KOREA」、人気アーティストが集う日本公演「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」、華やかなフィナーレを飾る香港公演「2018 MAMA in HONG KONG」の3つの地域で行われるビッグイベントだ。
中でも注目したいのが、デビューから間もないが実力者ぞろい、注目のアーティストが参加する「2018 MAMA PREMIERE in KOREA」。今回は「2018 MAMA」の幕開けにふさわしい迫力のステージとなった韓国公演から、3つのグループをピックアップして紹介したい。
まずは、韓国だけではなく日本、香港とすべての授賞式に招待されたグローバルガールズグループのIZ*ONE。日本からは宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美の3人が参加し、2月6日にはシングル「好きと言わせたい」で日本デビューも飾った。この日はメンバー全員で合わせた真っ白な衣装で登場。「2018 MAMA」のためにイントロや間奏にアレンジを加えた「La Vie en Rose」で会場を大いに沸かせ、文句なしの女性新人賞を獲得した。
また、「2018 MAMA」でしか見られない特別パフォーマンスとして、Wanna Oneの「Energetic」をカバー。赤のチェックジャケットに黒のパンツを合わせた衣装に着替え、今までとは違ったボーイッシュな表情を見せた。カバー曲でもメンバーそれぞれに歌詞パートが分けられていたが、メインボーカルのチョ・ユリが歌う「Energetic」は特にクール。ユリ独特のハスキーな声で、曲をしっかり"自分のもの"にしているので聴きごたえは十分だ。
続いて、「Best New Asian Artist Japan」を受賞し、日本からの参戦となったけやき坂46。ステージでは、昨年6月にリリースした1stアルバム『走り出す瞬間』のリード曲 「期待していない自分」を披露した。センターを務めた佐々木美玲は熱のこもったダンスを見せ、曲中ではステージを走り回るパフォーマンスも。ストーリー性が感じられるステージに、韓国のアーティストとは異なる存在感をしっかりと見せつけていた。
そして、昨年9月に1stミニアルバム『夜の公園 (THE PARK IN THE NIGHT) part one』でデビューした公園少女。端正な顔立ちで、女性にもかかわらず"イケメンすぎる"と言われている金髪の日本人メンバー・ミヤをはじめ、台湾人メンバー1人、韓国人メンバー5人の計7人からなるガールズグループだ。ステージではパープルの衣装に身を包み、アルバムのリード曲「Puzzle Moon」を熱演した。やはり目を引くのは金髪ショートカットのミヤ。他のメンバーはスカートの衣装だが、ミヤだけはパンツスタイル。よりダンスも力強くキレのある表現ができていた。
「2018 MAMA PREMIERE in KOREA」では、その他にもJBJ出身のキム・ドンハンやfromis_9、 (G)I-DLEら注目アーティストがずらり。会場がどれだけ盛り上がったかは、2月25日(月)にMnetで放送される当日のステージングをチェックしてほしい。
文=津金美雪
放送情報
2018 MAMA PREMIERE in KOREA 字幕版
放送日時:2019年2月25日(月)19:30~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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