斉藤由貴がクリスマスライブで披露した松田聖子&NOKKOのカバー曲の秘話を明かす!

1984年のデビュー以来、ドラマや映画、舞台などで活躍している斉藤由貴さん。

12月20日に8度目のクリスマスライブを開催した斉藤由貴
12月20日に8度目のクリスマスライブを開催した斉藤由貴

女優業だけでなく、歌手活動も継続しており、2022年12月20日にはビルボードライブ横浜でクリスマスライブを開催し、その模様が2月5日(日)に放送される。

「今回でクリスマスライブは8回目になりますが、実はクリスマスソングは1曲しか歌っていません。皆さんが"もうすぐ1年が終わるなぁ"っていう気分になった時に集まって、気持ちを共有して楽しむという感覚のライブなんです(笑)」
 
会場となったビルボードライブ横浜はステージと客席が近く、共有という感覚を体感しやすい場所といえる。

「コンサートホールと違って、ビルボードライブはステージの高さも低いですし、お客さんもすぐ近くですから、みんなで作り上げるという空気感が生まれます。私の歌や表現の性質を考えると、この大きさと雰囲気がとても心地いいんです」
 
選曲の基準とテーマを聞いてみると...。

「今、厭世観みたいなものがまん延しつつある世の中になっていて、生きづらさを感じたりしますよね。窮屈だなぁっていう思いや、私の楽曲の性質などを擦り合わせてみた時に思い浮かんだのが"嘘"というテーマでした。『AXIA〜かなしいことり〜』とか、私の曲は恋愛における女の子の嘘をテーマにした曲が多いんです。だったら、それを並べてみたら面白いんじゃないかなって(笑)」
 
カバー曲のコーナーもあり「SWEET MEMORIES」(松田聖子)と「人魚」(NOKKO)の2曲を披露した。

「私が所属する東宝芸能は俳優の事務所なので、歌うことは会社の方針としてはあまりなかったと思うんです。でも、歌手デビューの話が固まってきて、私の声に合う曲はどんなのかを知るために何曲か歌いました。『SWEET MEMORIES』はその中の1曲で、思い出深い曲です。『人魚』に関しては、私がNOKKOさんのもともと大ファンで、30数年前、ピカピカのアイドルだった頃に歌番組で一緒になることがあったのですが、まぶしいほどに光り輝いていました。ソロになられてから発売された『人魚』も大好きで、いつかカバーしたいなという気持ちがありました。それが最近、縁あって個人的にNOKKOさんとお友達になることができたんです。なので『この曲をカバーするなら今回だな』って、思って選びました」
 
最後に、放送されるクリスマスライブの見どころを教えてくれた。

「今回はいつもと少し編成を変えています。いつもは入っていないドラムが入っていたり、フルートやサックス、カリンバといった楽器を加えたりして、違うアレンジと世界観になっています。あと、私の個人的な好みですけど、カバーも2曲歌っていますので、それも含めて楽しんでもらえたらうれしいですね」

さいとう・ゆき●1966年9月10日生まれ、神奈川県出身。1984年にオーディションを経て芸能界入り。1985年、「卒業」で歌手デビューした。「白い炎」「初戀」「悲しみよこんにちは」などヒット曲多数。2/21(火)にアルバム「何もかも変わるとしても」を再リリース。

撮影=宮田浩史 取材・文=田中隆信 スタイリスト=石田純子(オフィス・ドゥーエ) ヘアメーク=冨永朋子(アルール) 衣装協力=メムロード(ストックマン)、アンテプリマ(モーダ・クレア)

この記事の全ての画像を見る

放送情報

斉藤由貴X’mas live 2022

放送日時:2023年2月5日(日)19:00~

チャンネル:ホームドラマチャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物