結成2年目を迎えたSHOW-WA、昭和歌謡カバーにも魅了される...幸せなファンとの一体感
ミュージシャン

7月25日に結成2周年を迎えた、秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WA。
8月16日(土)からは、"(全国ツアーの)打ち上げ"というテーマを掲げた、全国6都市を巡る初のファンクラブツアー「SHOW-WA Fanclub Tour 2025 -Rubyの王子様-」の開催もスタンバイ("Ruby"はファンネーム)。今年2月から約3ヶ月にわたって駆け抜けてきた初の全国ツアー「SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-」が大盛況のうちに終了し、改めて、その感謝を込めて各地を凱旋する。

お昼のバラエティ番組「ぽかぽか」で継続的に行っている生歌唱も日に日に注目度を増しており、デビュー1年目から破竹の活躍を見せる彼らの勢いをそのまま放出したような「SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-」は、全国7都市14公演を敢行。ツアーの集大成を見せるべく挑んだ"大千穐楽"と題した追加公演(5月22日開催/神奈川・相模女子大学グリーンホール)では、満員の観客が見守る中、ステージに現れたメンバーが昭和歌謡の黄金期を彩ったナンバーを次々と届けていく(大千穐楽の模様が8月9日(土)に歌謡ポップスチャンネルにて再放送)。

序盤から「DESIRE -情熱-」「学園天国」「渚のシンドバッド」という誰もが一度は耳にしたことのある楽曲で畳みかけると、場内は大熱狂。その後も「フレンズ」「め組の人」「硝子の少年」「あの鐘を鳴らすのはあなた」「SAY YES」「ラヴ・イズ・オーヴァー」など名曲のカバーが続き、彼らの高い歌唱力によって新たな息吹が吹き込まれていく名曲のひと時に誰もが酔いしれた。
特に向山毅の存在は、多彩なセトリの中でも際立っていた。1曲目「DESIRE -情熱-」の印象的な歌い出しから圧巻の歌唱で沸かせると、その後も楽曲のカラーによって変化する情感豊かなボーカルが光る。マイクスタンドでパフォーマンスしたオリジナル曲「Tokyo Expressway」は、懐かしい歌謡サウンドに乗せて6人が哀愁ある歌とハーモニーワークを響かせていく。色気漂う美声で場の空気をガラリと変え、オチサビでは、塩田将己との背中合わせのハーモニーが絶品だった。
4月に発売したばかりの2ndシングル「外せないピンキーリング」は、本編ラストに披露され、終盤と思えないほど全力かつ情熱的なパフォーマンスで魅了する。それぞれの個性がより引き立つこの曲は、歌詞の情景が浮かぶような塩田の声量たっぷりの伸びやかな歌唱も見事。"Ruby"も冒頭から掛け声で盛り上げ、最新オリジナル曲を会場全体で盛り上げるべく熱い一体感が生まれていた。
放送情報【スカパー!】
SHOW-WA 1st TOUR 君の王子様 -大千穐楽-
放送日時:2025年8月9日(土)17:00~
チャンネル:歌謡ポップスチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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