三浦祐太朗が母・山口百恵の名曲でファンの心を揺さぶる!

"三浦祐太朗"という名前を一度は目にしたことのある読者も多いことだろう。言わずと知れた俳優・三浦友和、元歌手・山口百恵を両親に持つシンガーソングライターで、ロックバンド・Peaky SALTを経て2011年からはソロで活動中。今、そんな彼の持つ"歌の力"が多くの人の心を揺さぶっている。

改めて彼のプロフィールを簡単におさらいしておくと、2007年に前述のPeaky SALTを結成し、三浦はボーカル&ギターを担当。翌年にはメジャーデビューを果たした。しかし、2010年にバンドは活動休止。その後、ソロプロジェクトを始動させ、精力的に楽曲制作やライブを行っている。

ソロ転向後、初めて大きなスポットライトを浴びることになったのが、2012年の舞台「旅立ち~足寄より~」だ。松山千春の自叙伝を原作にした舞台で、応募総数823名の中から主人公・千春役のオーディションを勝ち抜き、主演を射止めた。その後、松山千春のデビュー曲をカバーした1stシングル「旅立ち」でソロデビュー。以降はオリジナル曲を中心としたCDリリースをコンスタントに続け、並行してドラマや舞台、ラジオにも挑戦。マルチなアーティストとして活躍の場を広げている。

そんな彼が昨年7月にリリースした母・山口百恵のカバーアルバム『I'm HOME』。「さよならの向う側」「いい日旅立ち」「プレイバックpart2」など時代を越えて歌い継がれる名曲を収録した同作は、幅広い世代からの支持を受けロングヒットを記録。同年の「日本レコード大賞」で企画賞も受賞した。伝説的存在の偉大な母のDNAを受け継いだ歌声は、美しく優しく、そして誠実。山口百恵のナンバーに欠かせない懐かしさや哀愁も彼ならではの高い歌唱力で表現していて、どの曲もとても秀逸な仕上がりだ。三浦祐太朗のファンはもちろん、かつて山口百恵を応援していた世代をも魅了してやまない1枚となった。

名盤『I'm HOME』を引っさげて、今年3月には東名阪ツアー「I'm HOME TOUR 2018」を開催した三浦。その中から3月30日Zepp DiverCity東京で行われたファイナル公演の模様がBSスカパー!で独占放送されることが決定。『I'm HOME』からの楽曲はもちろん、バンド時代のデビューシングル「イトシセツナナミダ」など全19曲を披露した多彩なステージをお見逃しなく。

文=川倉由起子

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放送情報

三浦祐太朗「I’m HOME TOUR 2018」

放送日時:2018年7月14日(土)22:30~

チャンネル:BSスカパー!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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