大黒摩季の"魂"が燃え盛った47都道府県ツアーに迫る!

1992年にデビューシングル「STOP MOTION」を発表して以来、「あなただけ見つめてる」「夏が来る」「ら・ら・ら」などのミリオンヒット曲だけでなく、数多くの名曲を世に送り出し続けてきたアーティスト・大黒摩季。その彼女が2017年2月より4期に分けて行った47都道府県ツアーが、2018年5月26日に開催されたファイナルの沖縄市民会館公演をもって、ついに完走を遂げた。

大黒摩季はデビュー以降、常に一線を走り続けてきたトップ・アーティストだが、2010年には病気療養のために活動を一時休業とせざるを得ない時期もあった。その期間は約6年にも及び、大黒はもちろん、ファンにとっても苦しく長い季節を過ごしたはずだ。

とはいえ、地元・北海道の長沼中学校へ校歌を寄贈したり、東日本大震災で被災した須賀川小学校へ応援歌や歌詞を贈ったりと、休業期間ではあったものの、これらの社会貢献活動から大黒が新たに得たものは大きかったといえるだろう。そして2016年8月には、「ライジングサンロックフェスティバル」への出演を果たし、アーティスト・大黒摩季としての復活を遂げたのだった。

それから1年。大黒は約6年もの歳月を埋めるかのように精力的にライブ活動を行い、また「パラフェス2016」や「東日本大震災・熊本地震復興チャリティー 2017神宮外苑花火大会」などにも参加を果たしてきた。さらに2017年2月には、"全国のファンに、直接、復帰のご挨拶に伺いたい!"という大黒の想いから、「全国47都道府県ツアー『Maki Ohguro 2017 Live-STEP!! ~ Higher↗↗Higher↗↗中年よ熱くなれ!! Greatest Hits+ ~』」がスタート。埼玉・羽生市産業文化ホール公演を皮切りに、感謝の気持ちを歌声で届けるべく全国行脚の旅が始まったのだった。

この47都道府県ツアーは、2017年2月から6月にかけてまず「Season1」を開催。その後、同年9月から12月には「Season2」を、2018年1月から4月には「Season3」を行い、同年4月11日の広島・ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 大ホール公演にて、「FINAL SEASON」の幕が上がったのだった。

中でも全85公演中のうち81本目にあたる、東京・中野サンプラザホール公演は8月4日(土) 21:00からBSスカパー!で放送が決定した。本公演は2018年5月8日に開催されたもので、ライブメンバーにLUNA SEAの真矢(Drums)や原田喧太(Guitar兼Band Master)、doaの徳永暁人(Bass)、柴田敏孝(Keyb.)、竹上良成(Sax)、スティーヴエトウ(Perc.)ら日本の音楽シーンを牽引する顔ぶれがそろい、大黒にとっても特別な公演となったであろう。

デビュー26年目に大黒は、47都道府県ツアーを終えてもライブ活動の歩みを止めることはない。音楽と共にその歌声で、観客に活力や勇気を与え続ける大黒の"魂"が燃えるさまを観て、今年の夏を乗り切ってみてはいかがだろうか。

文=椋鳥

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放送情報

Maki Ohguro 2018 Live-STEP!! ~ Higher↗↗Higher↗↗中高年よもっと熱くなれ!! Greatest Hits+ ~ - FINAL SEASON –

放送日時:2018年8月4日(土)21:00~

チャンネル:BSスカパー!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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