デビュー2年目、若さと意欲にあふれる中澤卓也のみずみずしいパフォーマンスを見よ!

2017年1月に彗星のごとく現れ、演歌界を賑わせている新人歌手・中澤卓也。"ミラクル・ボイス"と評される彼の歌は深みと艶、優しさに満ち、アイドルのような爽やかなマスクもあって、今日までに数えきれないほどの演歌ファンをノックアウトしてきたことは想像に難くない。

氷川きよしと同じく、二十代前半でデビューし数々の賞を受賞したこともあり、演歌界と多くのファンが今後の活躍に期待している。中澤がどんな歌い手なのか、見ていくことにしよう。

「NHKのど自慢」が彼の未来を変えた!

中澤は子供の頃はレーシングドライバーになるのが夢で、小学生の時からレーシングカートに熱中していた。しかし2013年3月、祖母の勧めで出場した「NHKのど自慢」で見事今週のチャンピオンとなり、放送を見ていた現在所属する事務所、日本クラウンのスタッフから電話でスカウトされるという事態に。

もともと中澤はJ-POPや洋楽を好んでいて、「NHKのど自慢」でチャンピオンとなった時の歌も森山直太朗の「さくら(独唱)」だった。そんな彼を演歌の道に進ませたのは、弟子入りした作曲家・田尾将実氏の言葉だったという。「良い歌はジャンルレスで心に響く、聴き手の心をしっかり掴んでいく歌い手になれ」と。

その言葉を胸にレッスンを続け、2017年1月、シングルCD「青いダイヤモンド」でデビューを果たした。9月にはファーストカバーアルバム『繋ぐ Vol.1 ~カバー・ソングス 7つの歌心~』をリリースし、年末には「第50回 日本有線大賞」で有線奨励賞を、「第59回 輝く! 日本レコード大賞」で新人賞を受賞し、脚光を浴びて今に至る。

「音楽ジャンルの架け橋」を目指し、現在精力的に活動中

中澤は本来の自分の音楽の好み、また師匠・田尾氏の影響もあって、ジャンルを超えて良い歌や音楽を届ける「音楽ジャンルの架け橋」を目指しているという。デビューの前にはギターの弾き語りをやっていたため、歌以外の楽器やパフォーマンスはもちろん、演歌ではあまりない野外ライブなども視野に入れながら、イベントやTV番組などで精力的に活動中だ。

そんな中澤がユニークなパフォーマンスを披露したのが、7月18日に浅草公会堂で行われた「演歌男子。 LIVE 2018」だ。純烈やはやぶさ、川上大輔といった歌手とともに、"執事たちの音楽会"と題した前半では執事の姿で舞台に立った。

「演歌男子。 LIVE 2018」より"執事たちの音楽会"。中澤は後列右。

また"浴衣ナイト"と題した後半では浴衣を着て登場したりと、さまざまな装いで観客を沸かせた。もちろん歌もあり、新曲「冬の蝶」や、「彼岸花の咲く頃」「心変わり」などを熱唱した。

「演歌男子。 LIVE 2018」より"浴衣ナイト"。中澤は前列右。

デビューから2年、若さと意欲にあふれる中澤の姿を収めた「演歌男子。 LIVE 2018」は、10月13日(土)に歌謡ポップスチャンネルにて放送。これからさらに大きく羽ばたくであろう彼の姿を、ぜひその目に焼き付けてほしい。

文=堀慎二郎

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放送情報

演歌男子。 LIVE 2018
放送日時:2018年10月13日(土)16:00~
チャンネル:歌謡ポップスチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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