コブクロ、結成20周年にして初めての2人だけのツアー!

「桜」「蕾」など心に残る名曲を作り続けるデュオ・コブクロが、今年9月8日に結成20周年を迎えた。それに先駆け行われた全国ツアー「KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE」では、バックバンドを入れず、たった2人だけで舞台に立ちファンを沸かせた。

2人だけのライブと聞けば、ファンの方は彼らの原点である路上ライブを想起するに違いない。コブクロが結成されたのは1998年。当時セールスマンをしていた小渕健太郎(Vo &G)が堺の商店街で路上ライブを始め、以前から路上で歌っていた黒田俊介(Vo)と知り合ってデュオを結成した。

路上ライブを繰り返しながらオリジナルナンバーを増やしていき、200人を超える観衆を集めたこともあったという。そしてインディーズを経て、2001年3月にファーストシングル「YELL~エール~/Bell」でメジャーデビューを果たした。

2005年5月には、ドラマ「瑠璃の島」で主題歌に使用された「ここにしか咲かない花」を発売、オリコンチャートで最高2位、登場回数51回の大ヒットとなった。また同じく11月に発売された「桜」も最高3位、登場回数66回と立て続けにヒットを記録。同年末には「桜」で紅白歌合戦に初出場を果たしている。

2006年9月には初のベストアルバム『ALL SINGLES BEST』が350万枚を超えるセールスを記録。2007年にはドラマ「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」の主題歌「蕾」を発売、第49回レコード大賞を受賞するなど、コブクロは人気を不動のものとしていった。

20年の経歴の中で数々の名曲を生み出し、数え切れないほどのライブを行ってきたコブクロだが、冒頭で紹介した「KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE」のように、2人だけで全国ツアーを行うのは実は初めての試み。「WELCOME TO THE STREET」とのタイトルもあって、路上ライブ時代に戻るのかと思いきや、彼らはこのライブを「原点回帰」ではなく「新たな挑戦」として位置づけているという。

小渕はギター以外の楽器も奏で、黒田は歌で聴かせる。路上時代と違いドームは広く観客も多い。そんな中で彼らは、どんな新しいコブクロをファンに向けて披露したのだろうか。

TBSチャンネル1では、京セラドーム大阪で行われたツアー最終日の模様を12月30日に放送予定。21年目に突入してなお進化を続ける彼らの姿と演奏を、心ゆくまで楽しんでいただきたい。

文=堀慎二郎

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放送情報

コブクロ WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE

放送日時:2018年12月30日(日) 20:00~

チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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