新生M!LK、板垣瑞生×山中柔太朗の本性は"クール"ではなかった！？「牛乳飲んで『意識高い』って言われます」

M!LKメンバーインタビューの第3回に登場してくれたのは、お互い人見知りだという板垣瑞生と山中柔太朗。"クール"という言葉が似合う2人だが、今回のインタビューではその印象を変えてしまうような話を連発！？ M!LK内の意外なルールや絶妙なやり取りを通して、2人の"等身大の姿"を感じ取っていただけたら幸いだ。

"クールさ"の裏には子羊のようなかわいい素顔！
板垣瑞生(いたがき・みずき)

2000年10月25日(18歳)／東京都出身
M!LKのオレンジ担当。俳優業も行っており、クールと称されることが多いが、意外と天然な一面も。移動の時は「ゲームやろうぜ！」と山中をゲームに誘っているらしい

俳優業でも注目度MAXの人見知りなツッコミ
山中柔太朗(やまなか・じゅうたろう)

2001年12月23日(16歳)／栃木県出身
M!LKの白銀担当。板垣とはお芝居のレッスンで話す機会が多いらしい。板垣同様、人見知りでクールな一面を持ち合わせるが、今回のインタビューではツッコミ役に

今回は「M!LKのここが好き！」というテーマで皆さんにお話を伺っています。さっそくですが、お二人が思う好きなポイントを教えていただけますか？

山中「個人的なことで言うと、M!LKは"居やすい"！僕はまだ加入して3カ月程度なんですけど、その中でもちゃんと僕の立ち位置を確立してくださって、すごく居心地がいい環境だなって。メンバーやスタッフさん、みんながそうやって受け入れてくれるので、僕も大好きだなって。そこはいつも思っています」

板垣「僕は最近よく牛乳を...」

えっ、牛乳？

板垣「そう、牛乳を飲みながら現場に行くんですよ。そうすると現場で、みんなから『意識高い』って言われるんです」

山中「ふはっ！(笑)」

板垣「それって、日常生活で言われることなんてないじゃないですか？牛乳飲んだだけで『意識高い』って言われるのなんて...M!LKしかないんですよ」

山中「あはははは！(笑)。なるほどなー。例えばM!LKの...牛乳のロゴが入ったシャツをメンバーの誰かが着て来たとするじゃないですか。そうすると、『お前意識高いな』って言われるんですよ」

板垣「牛乳を飲んでいくだけで、シンプルに『意識高いね』って謎の褒めが始まるっていう。今日も褒められましたし、"M!LK"って名前のグループでしか味わえないことかな、ってすごく思いますね」

山中「M!LKってこうやって全員が全員、個性が強いんですよ。牛乳飲んで褒められた、なんて普通言わないじゃないですか？　グループのどこが好きかって聞かれて」

板垣「だってかぶっちゃいますもん」

山中「あはは(笑)。まぁ確かにね」

板垣「"個性の違うメンバーがそろっているのがいいんですよ"って言う人は、いっぱいいるじゃん」

山中「それをあえて言うなら、こういう個性がたくさんそろっているのは、7人だからこそのM!LKだよね。だから僕はメンバー全員が好き。本当にこれは心から思っています」

ちなみに、他のチームでもお伺いしているのですが、お二人は初めて合流してから仲良くなっていくまでの間に、どちらからアプローチをかけたというのは...

山中「あのー、板さんには聞かない方がいい(笑)。瑞生くんは元々...」

板垣「僕は人見知りなので、やっぱり急に馴れなれしくされても、僕が後輩だったら嫌なんですよ。あまりよく知らない人に話しかけられるって」

山中「あはは！(笑)」

まぁ、確かに。

板垣「でしょ？だから『僕から喋りかけたくないなぁ』と思っていたんです。でも後輩のみんなが、あえて丁寧語じゃなくラフに話し掛けてくれてきて」

山中「それに、ここ(板垣＆山中)がどっちも人見知りタイプだったんです」

板垣「だから結構話が合いました」

山中「意外とね」

板垣「それに新しく入ってきてくれたみんな(曽野、山中、琉弥)は、優しいんですよ。みんなが快く接してきてくれたので、僕も仲良くなれました」

山中「いや、でもこれは逆なんですよ。僕たちからしたら、やっぱり完成された場所に入るのってすごく不安だったんです。正直に言うと、僕は最初控えめだったし。でもその中で勇斗くんたち4人が優しく声を掛けてくれて、琉弥とそのしゅんも割とぐいぐい先輩たちに近寄ってくれたから僕もつられていけたって感じです」

似た者同士のお二人ですが、グループ活動外でも遊びに行くことはあるんですか？

山中「ご飯は行ったことありましたっけ？二人ではないか......？あー！あるわ、あります。僕がM!LKに入る前の話になっちゃうんですけど、おごってもらいました一回」

板垣「ごめん、全然覚えてない」

山中「えぇぇぇえ！！！？？(笑)」

板垣「何おごった？」

山中「だいぶ前なんですけど、瑞生くんが事務所に帰ってきた時に僕もたまたまその場にいて。そしたら『ちょっと時間ある？ご飯もう食べた？』みたいに誘われて、それでご飯を食べに行ったんです」

板垣「(急に天を仰ぐ)」

その反応は...思い出しました？

山中「思い出した？」

板垣「全ッッッ然覚えてない！(笑)」

山中「なんだよ！(笑)」

板垣「うそだー！違うよ俺じゃないよ！！」

今思い出した雰囲気を醸し出してたのに(笑)。

山中「そうですよね！」

板垣「そんなだったっけ？」

山中「僕からしたら、瑞生くんって大先輩なんですよ。でも瑞生くんってクールだし、ちょっと怖いイメージもあって...」

板垣「人がたくさんいると、あんまり喋らないしね」

山中「そう、喋らないキャラで怖いイメージがあったから、もうどう喋っていいかわからなくて。それでも話しかけたら、『ご飯行く？』って誘われて、僕の中では『よっしゃ！』と思ってたんですよ。しかも連れて行ってもらったら、『お前頑張ってんの？』って話してくれたりして」

板垣「えぇぇ？？全ッ然覚えてない！！」

これ絶対板垣さん覚えてますよ！

板垣「全ッ然覚えてない！！うそー！！」

山中「うそでしょ、もうー！」

板垣「へっ、いつ？どこ行った？」

山中「ハンバーガー食べに行った！」

吉田仁人「それ僕も聞いたよ。行ったって」

板垣「俺が言った？一緒に行ったって？言ってないよね？」

吉田「いや聞いた」

山中「まぁとにかく(笑)、そのときスッとおごってくれて、マジでかっこいいなって思ったんです。憧れだし、瑞生くんとはキャラクターが結構近いところもあるから、今こうやって一緒に仕事ができてうれしいです。しゃべってみるとすごく柔らかいし、最近は二人で話すことも多いです」

板垣さんは普段自分からお食事誘うことは多いんですか？

板垣「いや、全くしないです」

山中「ですよねー」

板垣「なんで誘ったのか自分でも思い浮かばない」

山中「なんで！(笑)」

板垣「だからなんで誘ったんだろうって、今不思議に思ってる。でもその時は誰かと一緒にいたかったんだと思います」

山中「そっか。でも当時は距離感あったのに、連れて行ってくれたのはすごく大きかったし、僕は今でもそのことを鮮明に覚えてる。でもまぁ瑞生くんは忘れているということで」

板垣「ごめん！」

山中「あはははは！(笑)」

板垣「でも片方が覚えているから、それは本当ってことだよ」

山中「そういうこと、そういうこと。まぁ普段誘わないから、ちょっと今度ぜひ行きましょう？」

板垣「うん、ぜひ行こう」

最後に、新曲「Over The Storm」の"ここが好き！"というポイントをお願いします。

山中「僕はここを推したいっていうのがあるんですけど...」

板垣「僕もありますね。いいですよ、お先に」

山中「同じだったらごめんなさい。あの、ここ二人がちょうど同じところで...」

板垣「あ、同じだ！(笑)」

山中「おんなじだった？」

二人「「あははははは！(笑)」」

山中「えっと、サビ前のちょっと落として上がる時に、『OK』って歌う部分があるんです。それで一番と二番に一つずつ『OK』があって、その決め台詞的なところを僕らそれぞれに、パートをいただいているんです。そのバシッと決める部分での、僕たちの表情も見てほしいですし、振りも声も、全部しっかり焼き付けてほしいなって思います」

板垣さんも同じ部分と仰っていましたが、山中さんのお話を受けていかがですか？

板垣「うーん、でも柔太朗の言う『OK』と、僕が言う『OK』って皆さんからするとどう聞こえてるんだろう？一緒に聞こえるのかな？」

山中「そこは微妙なところだよね」

板垣「ライブで一緒に歌ってる時は、声の質感の違いを結構感じると思います。柔太朗は声質がきれいだし、だから僕との『OK』が違うところはすごくいいなーって」

山中「レコーディングは先に僕がやっていたんですけど、瑞生くんはまず僕の『OK』を聞いてから臨んでくれたらしいんです。ずらしたってわけじゃないんですけど、瑞生くんなりのアレンジを加えて、何回も録り直ししたらしくて」

板垣「同じにならないようには、しましたね」

山中「瑞生くんがこだわった部分も、しっかり聞いてくださるとうれしいです」

文＝椋鳥　撮影＝後藤利江

次回は【12月12日(水)13時】！これまで載せきれなかった写真を一挙にお見せします！↓↓

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