ユニットの結成当時から掲げてきた目標を、ついに達成した男たちがいた。Rover、MOCA、HiDEXの3人で構成されるボーカルユニット・ベリーグッドマンだ。美しいハーモニーに極上のラップを絡ませ、メロディとリズム、そして独特の歌詞で幅広い層に支持されている。
ベリーグッドマンが結成されたのは2013年11月。メンバーは全員大阪出身で、当初はインディーズで活動していた。2016年3月にシングル「ありがとう~旅立ちの声~」でメジャーデビューを果たし、そこから快進撃が始まる。2018年4月発売のアルバム『SING SING SING 6』は、iTunesリアルタイムアルバムランキングで1位を獲得。 先行配信されていた2曲「Hello」「in what rain」もLINE MUSICのデイリーランキングで1位となった。また関ジャニ∞が9月5日にリリースしたシングル「ここに」のカップリングとして楽曲を提供するなど、現在人気も活動の幅も拡大中だ。
実は彼らのメジャーデビュー曲となった「ありがとう~旅立ちの声~」は、亡くなったRoverの父親が生前書いていた作文を元に作った曲だという。彼らが愛する人、大切な人への思いを楽曲に込めていることがよく分かるエピソードだ。だからこそ彼らの楽曲は心に響き、多くのファンに愛されるのだろう。
彼らの真骨頂とも言えるのが、「聴くと元気が出る」「背中を押される」とファンに言わしめる"応援歌"だ。例えば「ライトスタンド」という曲は、"プレイボール"、"ユニホーム"、"バット"などの言葉が使われ、野球をモチーフとしていることがわかる。そしてグラウンドで泥まみれになっても戦い続ける"君"にエールを送る。そのため、彼らの楽曲はプロ野球選手の登場曲としてもよく使われる。上で紹介した「ライトスタンド」は広島カープの鈴木誠也や福岡ソフトバンクの川瀬晃ら、また「ライオン」という曲は巨人の大江竜聖、楽天の内田靖人らの登場曲となっていた。
そんなベリーグッドマンは結成当時から、ある目標を掲げて活動してきた。地元・大阪城ホールでの公演だ。自分たちがそこに立つことで、音楽から離れた先輩たちの希望になれば、というのがその理由だそうだ。そして彼らは、ついに目標を達成した。2019年1月20日、大阪城ホールでの公演が決定したのだ。チケットは即完売、大きな目標に到達した彼らの姿を見ようと、ファンが詰めかけるのも当然と言えるだろう。
大阪城ホールで行われる「ベリーグッドマン "てっぺんとるぞ2019" ~超好感男は大阪城へ~」の模様は、1月20日にフジテレビNEXTで完全生中継で放送予定。結成時から全力で走り続け、見事目標を達成したベリーグッドマンの姿を、彼らがステージから送るハートウォームなナンバーを、この機会にぜひ味わってほしい。
文=堀慎二郎
放送情報
ベリーグッドマン “てっぺんとるぞ2019” ~超好感男は大阪城へ~ 完全生中継
放送日時:2019年1月20日(日)18:00~
チャンネル:フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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