橋本絵莉子がチャットモンチー"完結"後、初登場！改めて感じた音楽への思いを告白

2018年7月のチャットモンチー"完結"から約半年。橋本絵莉子が"初仕事"に選んだ場は、何と音楽番組のＭＣ初挑戦だった！東京・蒲田の居酒屋「スズコウ」を舞台に、又吉直樹が豪華ミュージシャンをゲストに迎えてトークと音楽をツマミに酒を飲み交わすBSスカパー！のSP番組「スズコウ★ナイト」の第3弾（3月4日、18日の前後編放送）で、又吉と共に進行役を務めるのだ。

ゲストに柴田隆浩(忘れらんねえよ)、小山田壮平(AL、元andymori)、そして育児を機に音楽活動を10年以上も休止中の伝説のシンガー・ソングライター田辺マモルを迎え撮影が行われた収録後の橋本を直撃した。

チャットモンチー完結後のんびりされているさなか、この番組の出演依頼がメールで来たそうですが、そのときのお気持ちは？

「笑っちゃいました。資料に『MC・又吉直樹』の下に『橋本絵莉子』って、見たことない並びで書かれていたから、『どういうことなんだろう！？』って、最初は笑っちゃったのが印象的です」

実際に収録を終えてのご感想は？

「すごく楽しかったです。MCという立場で呼んでもらったんですけれど、やっぱり皆さん大人ですからご自身で質問をいろいろ回してくれたりして...。素晴らしいなと思いました」

さり気なく皆さんに質問を振って場を回されていたのが印象的でしたが。

「難しかったですね。白い紙(質問の書かれたカンペ)がチラッと見えたら、もう、どうやって口を挟もう、と思って...ちょっと意識が飛んじゃうって感じでした(笑)」

又吉さんには事前に「間違ってたら言いますね」と助け舟を出されていたそうですが？

「でも全然何も間違わなかったですけれどね。ここは任された使命やと思って言っちゃいました(笑)」

ゲストの柴田さんは特に「チャットモンチーに影響を受けすぎて、気軽に会うことを避けていた」(本人談)ゆえの初対面だったわけですが、その熱い思いをぶつけられて、いかがでしたが？

「これまでフェスの舞台裏で会わないできたこととか、ぜーんぶが良かったんだなって。ここで初めて会ってしゃべることが、カメラに収められたっていうこと自体が、すごいことなんだな、良かったなって思いました」

又吉さんのような、お笑いの方々へのシンパシーというのはありますか？

「マイク1本でやるっていうところに対して、すごく憧れがあります。音楽やる人は、いつも楽器を持ったりとか、ステージ上にいろんなものがあるじゃないですか。でも、人しかいないっていう状態に、すごく"カッコいいなぁ"って思っちゃう。うん、同じマイクなのにって、ところですね」

番組では、バンド完結後、音楽がやっぱり好きだと再認識されたときのこともお話しされていましたし、何より新曲を2曲ご披露くださいましたね。今後のことについては...？

「曲作りはしていたんですが、そうですね...ぼちぼち考えようか、これからまた考えていこうかなっていうところですね」

こういう場でミュージシャンの方々とお会いになって、刺激を受けたりされましたか？

「そうですね、音楽をやっていないと味わえなかったことも多いし、音楽をやる場所に"存在する"ことを思い出したかもしれませんね。何か...音楽をやらないといられないっていうか。ものすごくシンプルなことですが」

改めて、番組の見どころをお願いします。

「こんな風に、みんなが１曲ずつ順番に歌ったりすることってホンマにないですよね。普通は出番が終わったら『ハイさよなら』っていうところですが、歌が終わってもまだこの場にいて話をしてるっていうのは、特別な感じがしました。それにライブだと、自分の全力で"いいところを見てくれ！"っていうものだと思うんですね。でもこの場だと全力じゃない部分っていうか、ゆる～い瞬間も見られるし、振り幅が大きいところが面白い番組ですね。柴田さんも、急にオンになるじゃないですか、『俺、ダメなんすよ～』って言ってる人が、歌うと急にすごいから(笑)。そのギャップの『え！？』っていうのとかは、ライブでは見られないかな、と思いますね。それが見どころです！」

文＝magbug　撮影＝山田大輔

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