注目度急上昇!King Gnu(キングヌー)とは?

井口理(Vo./Key.)
井口理(Vo./Key.)

井口理(Vo./Key.)のファルセットボイスにピアノとバンドサウンドに加わり、やがて常田大希(Gt./Vo.)とのツインボーカルが艶やかなメロディを紡いでいく。今年1月メジャーデビューしたばかりのKing Gnu(キングヌー)が日本テレビ系土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌として手がけた「白日」は、彼らの圧倒的な音楽センスをお茶の間に伝えるのに十分なインパクトを与える楽曲だった。昨年あたりから音楽ファンのあいだではその才能が知られる存在だったが、その注目度がいま加速度的に広がり続けている。

ここ数年で言うと、Suchmosや星野源、米津玄師、あいみょんらのバズり方に近いかもしれない。それは、ただ歌が良いだけではない。彼らには共通して「新しい時代を築いていく」、そんな先鋭的な匂いがあるのだ。

■音楽、映像、ファッションのクロスオーバー

常田大希(Gt./Vo.)

東京藝術大学出身であり、King Gnu のすべての楽曲の作詞作曲を手がけている常田が率いる前身バンドを経て、King Gnu がスタートしたのは2017年。
常田、井口、勢喜遊(Dr)、新井和輝(Ba.)による4人組バンドとして、今年1月16日にアルバム『Sympa』でメジャーデビューを果たした。

ロック、ジャズ、ファンク、ヒップホップといった様々なジャンルの音楽をボーダーレスに呑み込みながら、誰もが口ずさめるようなポップミュージックを生み出していく彼らのスタイルは「トーキョー・ニュー・ミクスチャー」と称される。

重要なのは、そこでKing Gnuがクロスオーバーしているものが音楽だけに留まらないということだ。常田は新進気鋭のクリエイター集団「PERIMETRON(ペリメトロン)」の主宰者でもあり、ビジュアル的なアプローチやファッションにも広い知見がある。実際、King Gnuが発表している斬新で洗練されたミュージックビデオの数々はそのPERIMETRONが手がけている。

新井和輝(Ba.)

■まだ誰も知らないかっこいいもの

勢喜遊(Dr)

かつてアーティストはレコード会社や事務所の計画に沿ってプロモーションされていく時代だった。だが、いまはアーティストが自分自身をセルフプロデュースする能力が問われる時代だ。それぞれが独自のセンスを磨き上げることで生まれる、「まだ誰も知らないかっこいいもの」が新しいカルチャーを作り上げていく。そういう新しい時代の潮流のなかで、最先端の場所にいるのがKing Gnuというバンドなのだ。

MUSIC ON! TV(エムオン!)では、そんなKing Gnuファーストツアー「King Gnu One-Man Live Tour 2019 "Sympa"」より、412日の東京・新木場 STUDIO COAST公演に密着した「M-ON! LIVE King Gnu King Gnu One-Man Live Tour 2019 "Sympa"」」を531日(金)に独占初放送する。ステージ、バックステージ、独占コメンタリーから次世代の息吹が感じられるはずだ。

文=秦理絵

この記事の全ての画像を見る

放送情報

M-ON! LIVE King Gnu「King Gnu One-Man Live Tour 2019 “Sympa”」
放送日時:2019年5月31日(金) 22:30~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物