「BSスカパー!BAZOOKA!!! 第16回高校生RAP選手権 令和元年スペシャルトーナメント」が、7月24日に東京・新木場 STUDIO COASTで開催され、大阪のRed Eyeこと宮本大地が優勝を手にした。
同イベントは、若手ラッパーの日本一を決めるフリースタイルバトルの大会で、不良やネットラッパーなど個性ある高校生たちがそれぞれの生い立ちを全面にぶつけ、同じルールでMCバトルを展開する。
「令和」最初の大会となる今回は、第11回から15回大会までの優勝・準優勝者7名に審査員推薦枠1名を加えた8名と、東京・大阪で行われたオーディションを勝ち抜いた現役高校生MC8名の、現役組と卒業組16名がしのぎを削るスペシャルトーナメントを実施。
かつてない激戦が繰り広げられる中、第14回大会で準優勝し2大会ぶりの大会参戦となったRed Eyeが圧倒的なスター性とステージングで栄光を勝ち取った。
大会終了後、Red Eyeにインタビューを敢行し、優勝を手にした心境や大会の感想、これからの活動について語ってもらった。
――優勝おめでとうございます! 現在の心境は?
「やっと(優勝)できたなって感じです(笑)。すごく楽しかったですね。でも、(大会に臨むにあたって優勝は)絶対、逃せないなって思っていました。『誰とやっても負けへん』と思っていて、むしろ『自分との戦いだな。自分に勝てたら優勝できるな』と。だから、大会前はメンタルを鍛えて臨みました」
――前回出場した第14回大会では準優勝ということでリベンジを果たしたかたちになりますが、前回の準優勝は悔しかったのでしょうか?
「(悔しさは)あまりなかったんですけど、優勝を獲られへんかったということについては『ちょっと...』って感じでした。それで、第15回大会は『もっと技術をつけないと勝てない』と思ったので(出場せず)スキルアップを頑張っていました」
――参戦理由として、自身のワンマンライブのPRと同大会で名を上げたことに対するケジメとおっしゃっていましたが、最高の結果になったのでは?
「そうですね。これまで自分が一つ一つやってきたことが目に見えるかたちで実を結んだなと思っています」
――審査員の方々に「見せ方が上手い」と絶賛されていましたが、見せ方について意識しているのですか?
「ライブを重ねていくごとに見せ方に気を使ったり、『どうしたらカッコよくなるか』というのをずっとやってきて、これからもまだまだやっていくつもりです」
――今後はMCバトルには参加しないとおっしゃっていましたが?
「はい。今後は自分で曲を書いて全国に披露できればなと。そして、まずは自分ができることを精一杯やって基盤を固めて、将来的には日本を出て海外でやりたいなと思っています」
――Red Eyeさんに憧れる後輩ラッパーや、これからラッパーを目指す若者たちに向けてアドバイスをお願いします!
「何でも経験したらいいと思います。悪い意味じゃなくて(笑)。音楽だけではなくジャンルに捕らわれず何でも経験して、自分と会話して」
――ファンの方にメッセージをお願いします。
「応援してくれて本当にありがとうございます。今後もっと頑張るので、よろしくお願いします!」
文=原田健
放送情報
BSスカパー!BAZOOKA!!!第16回高校生RAP選手権 in TOKYO
放送日時:2019年8月12日(月)21:00~
チャンネル:BSスカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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