常に音楽シーンの第一線を走り続けるポルノグラフィティの20年を振り返る!

ポルノグラフィティ
ポルノグラフィティ

メジャーデビュー20周年を受け、今年は例年以上に精力的な活動を行っているポルノグラフィティ。この夏は50作目となるシングル「VS」をリリースし、ROCK IN JAPAN FES. 2019に出演、PARCO MUSEUMにて『ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION』を開催し、9月7日、8日には「NIPPONロマンスポルノ'19 ~神vs神~」と題した東京ドーム2デイズ公演を開催予定など、注目イベントが目白押しだ。

■デビュー時から常にシーンのトップを走り続ける

彼らはメジャーデビュー時からJ-POPシーンのトップ街道を走ってきた、非常に珍しいタイプのアーティストである。オーディション合格を機に1999年9月に1stシングル「アポロ」でデビューを飾ると、タイアップやTV出演をきっかけに、そのメロディセンス、一聴しただけで飛び込んでくるキャッチーなワードが並ぶ歌詞がたちまちお茶の間の心を掴んでいった。特にその時期はカラオケ全盛期で、聴き手に歌いたいと思わせる求心力があったこともロングヒットにつながったと言っていいだろう。

2000年7月には3rdシングル「ミュージック・アワー」をリリース。ラジオという、当時は最もアーティストたちを身近に感じられるメディアを題材にして女子の恋心を描くというユニークな描写の歌詞と、夏の爽快さと一抹の切なさを感じさせるサウンドは人気サマーチューンに。彼らの楽曲は、どれも聴き手の日常と即座に馴染んでいった。2000年の紅白歌合戦にも初出演を果たし、2001年は6thシングル「アゲハ蝶」がヒットし、その地位を不動のものに。2003年はTVアニメ「鋼の錬金術師」の第1期オープニングテーマの「メリッサ」をリリースし、さらに新たなリスナーをも取り込んでいった。

■ワンマンツアーだけでなく自主企画ライブなども敢行

ポルノグラフィティはヒットソングメイカーというだけではなく、ライブ活動にも力を入れている。

2005年12月にはツアーファイナルとして日本武道館公演を5DAYS開催。2006年には横浜スタジアムにて初のスタジアムライブを2DAYS行い、メジャーデビュー10周年を迎えた2009年11月には自身初の東京ドーム公演を開催するなど、スケールの大きな活動でリスナーたちを魅了する。

リリースライブやツアー以外の自主企画ライブもフレキシブルに行った。東日本大震災のあった2011年は東北にて「東北ロマンスポルノ'11 ~ポルノ港~」を開催し、その際に募った義援金とチャリティグッズの収益金を基に、翌年10月に東日本大震災の被災地である宮城県亘理郡山元町に漁船を寄贈した。

ファンに寄り添い続けるだけでなく、確かなソングライティングでリスナーの信頼を掴み、大規模ライブを行うタフネスを持ち続けてきた彼らだからこそ、この20年間、常に第一線で活躍できたのだろう。そんな彼らの20周年を記念して、2019年9月1日(日)に、エムオン!で、2017年に発売された11枚目のアルバム『BUTTERFLY EFFECT』を携えて全国32ヵ所を廻ったホールツアー「15th ライヴサーキット"BUTTERFLY EFFECT"」より、神戸公演の模様を放送する。アルバム曲以外にも過去のカップリング曲などのレア度の高い楽曲や、ホール公演ならではの一体感溢れるライブ映像で、ポルノグラフィティの音楽を今一度体感してみたい。

文=沖さやこ

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放送情報

M-ON! LIVE ポルノグラフィティ
「15th ライヴサーキット“BUTTERFLY EFFECT” Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018」
放送日時:2019年9月1日(日)17:30~ほか
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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