8月31日に初の主催フェス『OUR MIC FES』を新木場STUDIO COASTでおこなったファンキー加藤。DJやトラックなど、バンド演奏とは異なる歌いあげスタイルを主にした総勢22組のアーティストが参加。今後も、夏の一大イベントとなりそうなフェス。立ち上げのきっかけや当日の思い出についてファンキー加藤に振り返ってもらった。
――8月31日に初の主催フェス『OUR MIC FES』を行いましたが、フェスの開催は昔から考えていたことだったのでしょうか?
「きっかけは事務所での雑談レベルの話でした。 "最近のバンドマン達の勢いは凄いね" "東海サミット以降、このシーンを代表するようなフェスって無いよね"と。そのうちにスタッフさんから"やってみれば"という流れに。当初は腰が重かったのですが、後輩たちに相談したところ"加藤さんが旗振りなら心強いっす"と言ってくれまして。そこでようやく決断できました。いっちょ盛り上げるか!みたいな」
――タイトルを『OUR MIC FES』にしたのは?
「マイク一本のみを握りしめてステージに立つ僕たちからすると、その瞬間は、命の次に大切なものになるからです」
――今回、参加されているアーティストの方たちはどのように選出されたのでしょうか?
「基本的に自分が中心となって選ばせていただきました。もちろん主催側の立場なので、知名度や集客面の部分も考慮したり。今までに接点のなかった若いミュージシャンはSNSや動画をチェックしつつ。なかなか大変な作業でした」
――そんな参加アーティストの中でも、特にフェスに関して言葉を交わした方はいますか?
「東海サミットを主催されていたSEAMOさんから、フェスの運用について色々とアドバイスをいただきました!」
――フェス当日の手応えや大変だった経験もお伺いしたいのですが。
「全アーティストのステージを直接確認するため、会場中をあちこち駆け巡りました。なので自分の本番前にはすっかり疲れ果て、なかなかライブをする心境になれませんでした(笑)」」
――全アーティストのパフォーマンスをご覧になったんですね! その中でも印象に残るステージはありましたか?
「はい。でっかい悲しみを乗り越えて強く温かくなった同期のET-KINGのライブは、ぐっと込み上げるものがありました。こいつらと同じ時代に生きてきて良かったと思いました」
――そして、トリでもあったご自身のライヴはいかがでしたか?
「とにかく疲労やプレッシャーが凄かったので、もしまた主催することがあるなら"次はオープニングアクトが良いなぁ..."としみじみ思いました(笑)」
――フェスを無事に終えた感想をいただけますか?
「出演者、スタッフさん、関係者さん、そして何より会場に来てくれたお客さんの笑顔。フロアも舞台裏も笑顔で満開でした。誰かに喜んでもらえる、ということの幸せを、改めて噛みしめることのできた一日でした」
――この日の模様が放送されますが、見どころや、読者へのメッセージをお願いします!
「このシーンはこれからもっと熱く盛り上がっていきます。その予感を、予兆を、存分に味わってください」
文=原千夏
放送情報
M-ON! SPECIAL 「ファンキー加藤」 ~Documentary of OUR MIC FES~
放送日時:2019年11月1日(金) 00:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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