11月20日に17枚目のシングル「Revival Love」をリリースした超特急。インタビュー後編は、3形態のCDにそれぞれ収録される3曲「Body Rock」「Sweet Bell」「On & On」の話を中心に聞いた。
――インタビュー後編です。カップリング曲「Don't Stop 恋」の歌詞に"シナリオ"というワードが出てきますが、人生にシナリオは必要ですか?
タカシ「シナリオがあれば導いてもらえるとは思いますが、それだと前例に従い過ぎてしまうと思うし、僕はいつも"もっと違う自分を見てみたい"と思っているタイプなので、そう考えると必要ないのかなと思います」
カイ「楽しいからこの仕事をしているし、好きだから超特急をやってる。今まで、好きなことを選択して生きてきたのでシナリオは関係ないですね」
ユーキ「僕もです。以前、手相を観てもらったことがあって、左右で過去と未来を指しているらしいんですけど、僕の手相は両手で全く違っていたんです。元々ある道とは違う方を自分で選んで進んできているみたいで(笑)。手相がどこまで真実かは分からないですが、決められたレールに乗るよりは、楽しくハラハラしたほうがきっと人生も面白いと思います!」
タクヤ「僕もシナリオはいらないです。理由はみんなと一緒ですね」
――ハラハラしていきますか?
タクヤ「そうですね。8号車(ファンの名称)も含めて、メンバーとみんなでハラハラしていきましょう(笑)!」
――ここまで全員がいらないと答えていますが、リョウガさんは?
リョウガ「すごく難しいですけど、僕はシナリオがあったら楽かなとは思います(笑)。ストーリーが分かっていたら、そこから、また別の変化も起こせそうなので!」
――そういう考え方もできますね。では、3形態リリースのCDに収録される、それぞれの新曲についても聞かせてください。
タカシ「通常盤の『Body Rock』は英詞なのですが、今までの超特急の曲の中でも全編を通して英詞なのは初めてなんです。ここを極めればさらにボーカリストとしても表現者としても幅が広がると思って頑張りました。曲も歌詞も大人っぽくて、新しい超特急を見せる意味でも大切な曲になりました」
――17枚目のシングルにして、初挑戦があるというのは素晴らしいですね。
タカシ「ありがとうございます。今回は英詞でしたが、今までのどのシングルでも何かしら初挑戦はしています。そうやって挑戦し続けるのが僕たちらしさでもあると思っています」
ユーキ「この英詞は翻訳すると思っている以上にセクシーで、超特急としても攻めの1曲ですね。パフォーマンスはこれからですが、今までのしゃかりきなイメージとはまた違う色っぽさを表現できると思うし、8号車のみんなが引き込まれてしまうようなパフォーマンスにしていきたいです」
タクヤ「Pastel Shades盤の『Sweet Bell』は、ジングルも入っていたりと、まさにクリスマス専用みたいな曲(笑)。聴きやすいメロディの曲なので、みなさんのクリスマスの定番曲の1つになればと思います」
――年末の大阪公演(12月21日・22日)のテーマソングにもなっているそうですね。
タクヤ「はい。多分っていうか、絶対にライブでやります! やらなかったら、ある意味すごいですけど(笑)。
カイ「じゃあ、来年のクリスマスまで待つ?」
一同「(爆笑)」
タクヤ「かなり聴き込めちゃうね」
リョウガ「 Shine Bright盤の『On & On』は、素直にカッコよくてクールな曲。あえて既視感のあるフレーズも入っているので、たくさんの人に聴いてもらえるキッカケになったらいいなと思います」
カイ「この曲は、年明けの東京公演(1月3日・4日・5日)のテーマソングにもなっています。ライブのテーマソングでありつつ、歌詞も今の超特急に当てはまるものになっているのでぜひ聞いてほしいです。このシングルで、また曲調の違う曲が増えたので、年末年始にはなりますがツアーにも遊びにきてもらえたら嬉しいです」
文=原千夏 撮影=山内洋枝(PROGRESS-M)
放送情報
生中継!超特急 BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020「Revolución viva」 ~Pastel Shades Christmas~
放送日時:2019年12月22日(日)15:00~
チャンネル:WOWOWライブ
生中継!超特急 BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020「Revolución viva」 ~Shine Bright New Year~
放送日時:2020年1月5日(日)15:30~
チャンネル:WOWOWライブ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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