1曲目からフルパワー!back numberの最新フェーズのパフォーマンス

2018年に東京・大阪・名古屋の3大ドームツアーを成功させたback number。その余韻も冷めやらぬ中、彼らが今年春からスタートしたのが、18会場35公演に及ぶアリーナツアー「NO MAGIC TOUR 2019」だ。3月にリリースされたアルバム『MAGIC』を引っ提げて行ったこのツアーから、大阪城ホール公演の模様が11月30日(土)にWOWOWプライムにて独占放送される。

オープニングを飾ったのは「大不正解」。ピアノを主としたインストゥルメンタルのSEから一転、「行くぞー!」と叫んだ清水依与吏(ボーカル、ギター)をはじめ、小島和也(ベース、コーラス)、栗原寿(ドラム)、バンドメンバーたちも1曲目からフルパワーだった。最初のMCで清水は「特に難しいことはないの、うちのライブは。一生懸命作った1曲1曲を大事に演奏するだけしかできないけれども、それが俺たちなりの最強のおもてなし」と、初めてback numberのライブに来た人に向けて楽しみ方を伝授。常連のファンも初見の人もフラットに楽しめる土壌を作っていた。

会場が一体になる「泡と羊」、夏を感じさせる「サマーワンダーランド」、ドラマの主題歌としてヒットした「オールドファッション」、雨の音から始まる「雨と僕の話」、そしてバラード「思い出せなくなるその日まで」...。back numberの魅力を存分に堪能させた後は「ロンリネス」「エキシビジョンデスマッチ」「SISTER」などのロックチューンを連投。「あかるいよるに」では『MAGIC』のジャケットとリンクするようなキラキラの紙吹雪が会場を覆いつくした。

後半も『MAGIC』の曲とそれ以前の曲を織り交ぜたセットリストを展開。「HAPPY BIRTHDAY」「瞬き」といったヒット曲を情感たっぷりに歌い上げた。終盤に清水が「俺たちは、聴いてくれるあなたと日本一深い場所で出会うバンドになりたい。絶対そういうバンドになってみせるんで、これからもback numberを聴き続けてください」と力強く宣言、その言葉に続いて「最深部」、そして「スーパースターになったら」で本編を締めくくった。アンコールではメンバーが晴れやかな様子で再登場。代表曲のひとつ「ハッピーエンド」、感謝を伝える歌「手紙」を演奏し終わると全員でステージに並び、万雷の拍手の中、深くお辞儀をして客席に手を振り続けていた。

実績と自信が築き上げた、最新フェーズのパフォーマンスを見せてくれたback number。熱いライブの模様をぜひ見逃さないでほしい。

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放送情報

back number「NO MAGIC TOUR 2019」
放送日時:2019年11月30日(土)20:00~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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