"スーパー銭湯アイドル"純烈が宣言「今年は必ず紅白に！」

2014年にスタートした人気トークバラエティ番組「演歌男子。」のシリーズ第5弾が4月12日(木)にスタートする。

新番組「スクープ！演歌男子。」は、関係者から寄せられたタレコミ情報を基に、演歌・歌謡界で活躍する若手イケメン歌手の素顔を暴く真相究明トークバラエティだ。第1回には普段から仲がいいという松原健之、純烈、真田ナオキが登場し、赤裸々トークを繰り広げた。

今回、「スクープ！演歌男子。」の収録を終えたばかりの、"スーパー銭湯アイドル"純烈の5人(酒井一圭・後上翔太・白川裕二郎・友井雄亮・小田井涼平)を直撃した。

「スクープ！演歌男子。」の収録はいかがでしたか？
白川裕二郎(以下・白川)「この番組は同年代の人が多いので、何かホッとできるというか、同窓会のような感じです」

酒井一圭(以下・酒井)「気は緩みますね。テレビに出ているという感覚が全くしないので、リラックスした状態で挑めました」

現在の"純烈現象"についてどのような感想をお持ちでしょうか？
小田井涼平(以下・小田井)「正確には"純烈銭湯"ですからね(笑)」

酒井「でも僕らが演じていた2001年と2002年の戦隊＆仮面ライダーシリーズって、ちょうどヒーローブームの真っ最中というか最初の頃なんですが、当時に近い雰囲気はすごく感じます。あの頃は子供たちとママがお客さんで、今はママとおばあちゃんやおじいちゃんたち、役柄もヒーローから演歌・歌謡歌手と変わりました。でも、純烈を全く知らない人たちに『なにそれ？韓流？』みたいに思われていたところから、おばちゃんたちがペンライトを振りながら『純烈〜！』って応援してくれるようになった姿を見て、どんどんファンになってくれる人が増えているっていうのは実感していますね。僕らを目当てに見に来て、大きな声援をいただけるという意味ではあの頃と似た風を感じます」

銭湯でのライブですが、最初の頃のお客さんの反応はどうだったでしょうか？
酒井「俳優時代のファンの方もいらしてましたけど、やっぱり地元の方がすごく多かったです。今は100％純烈のファンの方が多いですけど、当時は３割ぐらいですかね。まだお前らどんなもんじゃっていう感じで、館内着を着た地元のおばちゃんが正面を向くというよりはご飯食べながら見ている、そういう雰囲気が中心でした」

白川「最近やっと初めて行った地方都市の銭湯でも、純烈を目当てに来てくれる人が増えました。『テレビ見たから絶対紅白出てね、応援しているよ』っていう非常にありがたい空気感のお客様ですね。もし今"純烈旋風"が吹いているんだとしたら、その風を感じる瞬間ですね」

小田井「今思うと、一番はじめにファンになってくれたのって従業員の人たちだった気がする。お料理を配ったり、掃除をしているおばちゃんとかね。なんか認めてくれたじゃないですけど、『純烈、頑張れ』ってなってくれた。逆に、僕らのライブをきっかけに銭湯に来て、お風呂に入ってみたら意外と良くて、銭湯を好きになってくれた人もいるのは嬉しいですね」

後上翔太(以下・後上)「ちょっとは銭湯に恩返しできたかなっていうのは確かにあるね」

下積み時代の辛い経験を教えてください。
友井雄亮(以下・友井)「1年間の給料が2万円でした。家賃払えない、飯食えない状況なんで、もう削れるところを削ろうと思って。一人暮らし用の家を友人と一緒に住むようになりました」

酒井「友井はデビューの1日前に『辞める』って言っていたんですよ」

友井「その時に、そこまでしてやることが大事なのか悩んで、追い込まれていました。だからもう辞めるって言ったんです(笑)」

純烈の活動前と活動後では何か変化ありましたか？
白川「プライベートがなくなりました」

後上「仕事が忙しくなったんで、去年は休みが多分年間で10日間かな？2週間分はないよね？」

白川「休みの日は、美容院やマッサージとかのメンテナンス系、あと市役所行って云々とか１個ずつやっていったら、気付いたら1日終わっています。メンバーと過ごすことは100％ないです。年間355日、一緒なんですから」

酒井「家族よりも一緒にいるもんね」

小田井「家のことやるので、いっぱいいっぱいですよ、本当に」

友井「で、最終的にまた銭湯に行っちゃう。休みなのにサウナ入りたくなって、やっぱり疲れを銭湯で取りたくなる」

後上「地方に行っても近所のスーパー銭湯というかお風呂屋さんを探しちゃうよね」

小田井「白川は釣りだよね」

白川「僕は釣り、あとは庭いじり。そんなのばっかりです」

今後の目標を教えてください。
酒井「まずは今年の紅白歌合戦に絶対出場ということと、あとはお金も給料２万円の時代から徐々にもらえてきているので、ちょっとでも親に仕送りできたら。美味しいもの食べに行こう、どっかに旅行へ行こうみたいなちょっとしたことができるように頑張りたいと思います」

文＝安藤康之　撮影＝後藤利江

この記事の全ての画像を見る