オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、約6000人の中からデビューを勝取った豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨により結成されたJO1。昨年3月にデビューしてからの快進撃は、社会現象といえるほど。それはJO1とJAM(JO1ファンの呼称)の信頼の証でもある。メンバーがテレビに出演するたびにJAMはSNSで援護射撃し、彼らの名前がたびたびTwitterトレンドに上がった。
CS初となる冠オリジナルバラエティ番組「JO1の星~JO1×NO1バトル~」(フジテレビTWO)も同様にSNSで大いに盛り上がり、人気を見せている。さまざまなジャンルのNO1スターを目指してJO1がメンバー間バトルを行い、勝者に「自分の冠番組」が与えられるというこの番組の収録現場で、3度目の密着取材を行った。
これまでの放送で、「体力」の金城、「最強運」の大平、「知力」の川尻、3人のNO1が決定。そして1月16日(土)の放送でいよいよ、この3人でバトルを行う最終決戦の幕が開く。王者の椅子に座る3人。リラックスしすぎな金城は「ここまで来たら、頑張って!」と2人を挑発し、大平は「自分の運に任せる」と最強運N01らしい発言。川尻は、「大人の余裕で勝ちたい」とヤングチームに宣戦布告して番組はスタート。
最終決戦では、勝者以外のメンバー8人が自分のハマっている「沼」をプレゼンテーション。3人の勝者のうち、誰が一番その沼を理解したかを投票し、獲得票が多かった人が冠番組を手にできる。「投票」ときいて、太々しい態度で座っていた金城は、思わず正座で君子豹変。佐野瑞樹アナウンサーに「メンバーの沼、知ってますか?」と聞かれて、河野が「ずっと一緒に暮らしているので、わかる!」と即答したが、メンバーには当たり前の光景でも、ファンにとってプライベートな趣味をテレビで紹介してもらえるのは貴重だ。
誰が何をプレゼンしたかは番組を見てほしいが、佐藤は前回に引き続き、佐野アナの手厚いフォローでプレゼンをこなし、豆原、河野は沼について「まさか、これほどまで!」というくらい熱く語った。また、與那城の沼は、3人の勝者も巻き込みその楽しさを共有、それぞれのセンスが見えるおもしろい展開になった。
番組収録はアルバム『The STAR』のプロモーション真っ最中に行われており、スタジオにやってきた與那城は、あるメンバーがプレゼンに使うための畳の上に敷かれた布団を発見。「わー、布団だ!今なら秒で寝られる!」と声を上げたが、この日も朝5時起きだったそう。多忙の中、そんな素振りも見せず、11人は元気いっぱいに収録に臨んだ。
また、「蓮くんのこういう話、なかなか聞けない!」と木全が驚いたものから、ちょっと謎なものまで、メンバーそれぞれの個性がよく表れている見逃せない内容となっている。
休憩時間は、別の番組で「クレヨンしんちゃん」のアフレコに挑戦したこともあり、川西、鶴房、木全はしんちゃんのモノマネに夢中。豆原は白岩に向かって変顔を見せたり、川西は前の収録の粘土細工で作った「塩むすび」を割って「美味しそう!」と食べるマネをしていたり、相変わらずわちゃわちゃ。また、収録当日は白岩の誕生日ということもあり、終了後にスタッフからバースデーケーキを差し入れられ、みんなでお祝いするというほっこりシーンも見られた。1月16日(土)は決勝バトル編のほか、#1~6も放送されるので、あわせて楽しみたい。
文=坂本ゆかり
放送情報
JO1の星~JO1×NO1バトル~決勝バトル編
放送日時:2021年1月16日(土)23:00~
チャンネル:フジテレビTWO ドラマ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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