スターダストプロモーションに所属する若手俳優集団EBiDAN。超特急、DISH//などと並び、人気を集めているのが9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONだ。ラップやヒューマンビートボックスを融合させたNewミクスチャースタイルの楽曲と、9人でのフォーメーションダンスを武器に、唯一無二の魅力を放っている。
そんな彼らが、4月9日・10日にZepp Hanedaでライブ「NEO CYBER CITY -ネオサイバーシティ-」を開催。この最終公演3部の模様がMUSIC ON! TV(エムオン!)にてテレビ独占放送される。ライブパフォーマンスに絶対の自信を持ち、コロナ禍で行った4度の配信ライブでは様々な演出でファンを楽しませてきたが、今回のライブは実に495日ぶりの有観客となった特別なものであり、その気合いの入り方も格別だった。
荒れ果てた近未来、あるシェルターで暮らしていた9人が外の世界に興味を持ち...というストーリーに、現在の状況や心情を投影したパフォーマンスが展開していく内容で、事前にボイスドラマが配信されるなど、開催前から世界観をファンと共有するライブとして大きな注目を集めていた。田中洸希の「みんなで行くぞ!」と掛け声がかかると、メンバーはスモークの焚かれたステージに一人、また一人と登場。ライブの火蓋を切ったヘヴィロック調の「Untouchable MAX」では、マシンガンのように捲し立てるラップ、激情的なボーカル、ハードなダンスなど、495日間で溜め込んだパワーを爆発させていく。
「LRL -Left Right Left-」「La Vida Loca」という躍動的なナンバーで序盤からフルスロットルなパフォーマンスを見せると、会場のボルテージも早くも最高潮に。スパドラのグループカラーである青に染まった客席に、飯島颯が「青一色に染まった会場を見て感動してる」、柴崎楽も「俺が見たかったスパドラブルーが見れた」と、笑みを見せながらも感無量の想いを語る一幕もあった。
さらに、囚われの現状を歌詞にした「BLACK BOX」や夜明けを渇望する想いが込められた「Burning in the nights」、これまでの日常や人々との間にできてしまった"距離"を歌った「Distance」など、現実とリンクするような楽曲を立て続けに投下。時にはハード、時にはレイド・バックなテイストという異なる楽曲を抜群の表現力で歌いこなし、会場の観客に様々な思いを抱かせるようなエモーショナルさを発揮していた。
また、グループ初の全英語詞となった「BLOODY LOVE」やコミカルでキャッチーなダンスも話題となった「SAMURAI」など多彩な楽曲を"NEO CYBER CITY"というテーマにふさわしいカラフルな演出と共に歌い踊り、ポップな空間を作り上げていたが、その雰囲気は突如一変。メンバーがその場に倒れ込む演出で、彼らの正体にまつわるストーリーが展開する。
"俺たちが時代を変える"というメッセージが込められたセルフタイトル曲「SUPER★DRAGON」を力強く歌うと、「Mada' Mada'」「BADASS」「SWEET DEVIL」と彼らの最大の個性でルーツでもあるヘヴィーなミクスチャーロックのサウンドに乗せて全パワーを噴出。圧倒的なステージを終え、"外の世界"へと出ていくメンバーたちだが、その後、とある黒幕により彼らの衝撃的な正体が明らかにされ、本編は幕を閉じていった。
現在の社会状況を交えながら、自我についての壮大な世界観を表現した本編を終えると、体調不良から本編のパフォーマンスに参加できなかった田中洸希も加わり、終始リラックスした雰囲気の中でアンコールがスタート。初期の代表曲「BROTHERHOOD」をラストに歌うと、最後に「また何が起こるかわからないけど、一緒に乗り越えよう。俺らがいるから、みんなにも俺らがいるから。また一緒に思い出作ろう!」と古川毅が熱い気持ちを吐露。自分たちの存在意義を証明すると同時に、次のレベルへ進む決意を表明するかのようなライブを締めくくった。
大盛況に終わったライブに加え、今回の放送ではライブを振り返る撮り下ろしのインタビューも収録。どんな思いを胸に抱き、彼らはステージに立っていたのか?合わせて確認すれば、より深くライブを楽しめることだろう。
文=HOMINIS編集部
放送情報
M-ON! LIVE SUPER★DRAGON 「SUPER★DRAGON ONEMAN LIVE 『NEO CYBER CITY ‐ネオサイバーシティ‐』」
放送日時:2021年6月25日(金)20:30~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります
詳しくはこちら