タクヤが涙「誇りです」...超特急が8号車と過ごした熱いライブ

超特急
超特急

6月6日、メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が神奈川・ぴあアリーナMMでライブを行った本公演は、アリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 『Hoopla!』」の横浜公演3デイズの3日目。有観客でのツアーはおよそ1年4ヶ月ぶりとなる。

熱いステージを見せた超特急

オープニングSEと共にメンバー紹介の映像がビジョンに映し出され、2号車のカイ(MAIN DANCER/神秘担当)、3号車のリョウガ(MAIN DANCER/ガリガリ担当)、4号車のタクヤ(MAIN DANCER/筋肉担当)、5号車のユーキ(MAIN DANCER/ドジっ子担当)、7号車のタカシ(BACK VOCAL/末っ子担当)がチェック柄の衣装でステージに現れ、「What's up!? 会いたかったぜ!最高に楽しんでいこうぜ!」と8号車(ファンの総称)に呼びかけ、アップテンポな「What's up!?」でライブがスタート。久しぶりの有観客ライブにふさわしいオープニングだ。

「Kiss Me Baby」「Drive on week」とテンポ感のある楽曲で序盤から会場を熱くさせる。「Drive on week」はメンバーの名前を呼んだり、「ヘイ!」や「フー!」などの掛け声が合いの手のような感じで入ったりと、メンバーと8号車との掛け合い、コール&レスポンスで1つになれる曲。コロナ禍の中、声を出しての応援はできないが、事前に募集した8号車の声を使って、いつものライブのような雰囲気を作り上げていた。この曲に限らず、自己紹介の時など、ファンのコール音声はいろんなところで使われていて、会場に来られなかった人たちの思いもコールから感じ取ることができた。

カジュアルな衣装に着替えて、「My Buddy」から「PUMP ME UP」までの5曲をメドレー形式で一気に聴かせ、お揃いの衣装に白ふちサングラスでの「Summer love」では紙吹雪も舞うなど、一気に駆け抜けた前半だった。

前半だけでも3つのパターンの衣装を披露したが、今回の衣装を手がけたのはタクヤ。そして、ツアーロゴを手がけたのはカイ。「1年4か月ぶりに8号車の皆さんと顔を合わせてライブができるということで、超特急のライブに不可欠なものを」と、ペンライトやスピーカー、「Hoopla!」の"oo"の部分が8号車の"8"をイメージして作ったと説明。そして、「声が出せないという条件でのライブですけど、僕らのライブって8号車の皆さんの声があって成立しているものですから、一緒に作り上げるものとして8号車の皆さんの声を背負って」と、コール募集の発案者であるユーキも思いを伝えると、会場から温かい拍手が起こった。

後半は「8号車が選んだランキングコーナー」からスタート。"会えない時期に聴いた曲"の1位となった「a kind of love」、"セクシー曲"の1位の「We Can Do It!」を披露し、「8号車がもう一度観たい、聴きたい曲」コーナーとして、ユニット曲&ソロ曲も披露した。「こうして8号車のみんなと作ることがなかなかないので、気持ちも聞けていいコーナーだったと思います」と、カイはランキングコーナーを振り返った。その後、昨年12月にリリースしたシングル「Asayake」、そのカップリング曲「Fantasista」などを披露し、ライブはさらに熱く、勢いもさらに加速していった。

カイが「1年4ヶ月の間、8号車の皆さんに会えませんでした。配信でお届けしたりしましたが、すごくぶっちゃけて言ってしまえば、配信で何かするのが楽しいかと言えば、そうでもないんです。自分たちの目の前は真っ暗で寂しかった。今日、ペンライトで僕たちを照らしてくれて、すごく幸せな光に包まれているなって思いました。何が言いたいかというと、メチャメチャ楽しかったです!」と感情を爆発させ、タクヤは「誇りです、みんなが...」と話し、感極まって思わず涙が。気持ちを落ち着かせて「自分はこれをずっと待ってたんだなって。今日会場に来てくれた皆さんも、応援してくれてる皆さんも、1人1人が僕たち超特急の誇りです。これからも胸張って一緒にいきましょう!」と呼びかけた。

ユーキは「こうして8号車の皆さんとまた会えて、安心というか、支えられていることを実感しました。何よりも僕はまだまだ未熟者だと感じた1日でした。皆さんと一緒に夢の場所、東京ドームだったり、もっともっと大きな場所に行くって言ってるので、ここで止まってるわけにはいかないんです。楽しい未来を作っていきましょうね」と大きな目標へと進むことを誓った。タカシは「葛藤もあったやろし、悩みもあったやろし。今日来てくれた人だけじゃなくても、今日来れなかった8号車にとっても、大きな一歩となるようなそんなライブになったと思います。みんなの笑顔が見たくて、この活動をやってるんだなって思いました。いい意味で、笑顔の連鎖が起こる、こういうのが僕は好きなんだなって思いました」と、ファンに感謝。

リョウガも「8号車も9号車(スタッフ)も、これまでの道のりとか全て積み上げてきたものをライブごとに発散していると言いますか、感じているというこの瞬間を本当に幸せに感じます。面白い掛け合いができるのも、何気ない瞬間ですけど、これができるのは大きな幸せを感じます」と、ライブでファンと会えた幸せを噛み締めた。

アンコールでは「gr8est journey」「走れ!!!!超特急」を披露し、「以上、僕たちは超特急でした!」と元気に挨拶し、完全燃焼して横浜3日目の幕を下ろした。

6月27日にはMUSIC ON! TV(エムオン!)で今回のツアーのテレビ独占放送が決定。11月23日にさいたまスーパーアリーナで10周年記念のライブ「BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live「Dance Dance Dance」」が行われることも決定しているが、その前に最新の超特急の熱いステージを体感したい。

文=田中隆信

この記事の全ての画像を見る

放送情報

M-ON! LIVE 超特急 「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 『Hoopla!』」
放送日時:2021年6月27日(日)20:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物