中川晃教＆水樹奈々が幼少期や共演作品の思い出話とともに歌声を響かせる！

日本を代表するミュージカルスターとしても活躍中のシンガーソングライター、中川晃教。彼の自宅に招かれたような気分を味わえるスペシャルプライベートライブ番組「中川晃教 Live Music Studio」の第6回は、中川とは「アッキー」「奈々さん」と呼び合う間柄の声優アーティスト・水樹奈々を迎える。

番組のテーマ曲「LOVE MUSIC～人生は素晴らしい～」と自身のオリジナル曲をピアノで弾き語り、ゲストを招く準備を整えた中川。続いて、水樹がステージに登場し、ピアニスト・園田涼の伴奏とともに「WILD EYES」を情熱的に歌い上げる。

最初のトークコーナーでは、冒頭で満面の笑みを浮かべた水樹が「『ビューティフル』でご一緒した時から『奈々さん、こんな番組があるんですよ』とお声掛けいただいていて」と、2020年のミュージカル『ビューティフル』の再演の舞台裏で、中川が直接、水樹に本番組へのオファーをしていたことを明かす。そして、彼女がヒロイン役を演じたTVアニメのエンディングテーマであり、自身の歌のルーツでもある演歌とロックの融合「和ロック」に初挑戦した意欲作だったことなど、 "思い入れ深い一曲"という「WILD EYES」制作にまつわるエピソードを語る。そんな水樹に、中川が「アニソンの女王」という言葉を投げ掛けると、「ちょっとやめて！」と、恥ずかしそうに微笑む。

また、彼女のプロフィールに基づくトークでは、出身地が愛媛県であることに中川が触れると、伊予観光大使でもある水樹の"ふるさと愛"に一気に火がつき、観光名所や名産物をキラキラとした瞳で紹介するなど、気心の知れた中川だからこそ引き出すことができる、水樹の素顔を垣間見ることができる。

歌手になるという夢を持っていた父親に、歌う曲を与えられていた幼い頃、初めて自ら選んだのが美空ひばりの楽曲だったことも明かす水樹。「人生を重ねないと歌えないと思っていた」と語る「愛燦燦」では、包み込むような歌声を聴かせる。続けて、中川も水樹と同じように、幼い頃から歌いたかったものの、母親から厳しく指導された思い出があるという美空の代表曲の1つをジャジーなアレンジで披露。また、「歌い継ぎたい日本の名曲」として、水樹は八神純子の「みずいろの雨」、中川はダークダックスの「銀色の道」をチョイス。共に初挑戦だという楽曲をドラマチックに歌い上げる。

名物のデュエットコーナーでは、水樹が「艶っぽさと切なさと、いろんな表情がこもっているアッキーの高音が、このメロディーに絶対にフィットする」という思いでチョイスしたという彼女の代表曲「深愛」に挑戦。高い歌唱力を誇る2人だからこそ生み出せる、絶妙なハーモニーを聴くことができる。

その後も、今回の共演のきっかけとなったミュージカル『ビューティフル』での思い出話や作曲談義など、さまざまな話題に花を咲かせる2人。また、「ビューティフル」や「サウンド・オブ・ミュージック」といったミュージカルのナンバーから、昨年12月にアーティストデビュー20周年を迎えた水樹の最新シングル「Get up! Shout!」など、多彩な楽曲で彼らの歌声を堪能してほしい。

文＝中村実香

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