沢田研二出演のラブコメも！映画で見るザ・タイガースらグループサウンズの貴重な姿

GS(グループサウンズ)誕生55周年を記念し、一世を風靡したグループの出演映画が「なつかしのメロディ GS映画特集」として、3月から7ヶ月連続で衛星劇場にて放送される。

3月は、16日(水)にザ・タイガース出演の『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』、9日(水)にヴィレッジ・シンガーズ出演の『思い出の指輪』がオンエアされる。『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』はヒット曲11曲を収録した、ザ・タイガースの初主演映画。異星の王女シルビイとタイガースの人気者ジュリーとの恋をヒット曲満載で綴った、ポップでキュートな奇想天外SFラブコメディだ。

『思い出の指輪』はヴィレッジ・シンガーズの同名ヒット曲を下敷きにした青春歌謡映画。主題歌の「思い出の指輪」のほか「亜麻色の髪の乙女」「バラ色の雲」「レモン哀歌」などのヒット曲が挿入歌として使われている。ヴィレッジ・シンガーズやザ・スパイダース、ザ・ダーツといった当時人気絶頂だったGSが出演。ミュージック・クリップ風の演出が秀逸だ。

4月以降もザ・タイガース、ザ・ジャガーズ、ザ・スパイダース、ザ・テンプターズ、ヴィレッジ・シンガーズ、パープル・シャドウズなどのグループの出演作を毎月2本ずつラインナップ。4月16日(土)には、『世界はボクらを待っている』に続くザ・タイガースシリーズの第2作『ザ・タイガース 華やかなる招待』が放送される。

宇野、江田、糸川、赤塚、大坪の5人が、ステージで演奏をすることを夢見て上京。だが、現実は厳しく、鑑別所からの脱走者と間違えられる始末。そんな時、ふとしたことから知り合った久美子の努力が功を奏して、5人は晴れてステージに立つことなるが、その直前、久美子がひき逃げされてしまう...という物語だ。

4月5日(火)深夜にオンエアされる『進め！ジャガーズ 敵前上陸』は、ザ・ジャガーズが主演したスラプスティック調GS映画。国際的な金密輸団の秘密を知ったジャガーズのリーダー・岡本信が、5人の女殺し屋集団に命を狙われながらも逆襲に転じ、硫黄島にある密輸団の本拠地を襲い一味を一網打尽にするという痛快編だ。

いずれも貴重な作品ラインナップとなっているので、この機会を逃さないようにしたい。

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