今さら聞けない!?ガールズグループ・TWICEの魅力とは

グループ名に"いい音楽で一度、素敵なパフォーマンスで二度魅了させる"という意味が込められたアジア発グループ・TWICE（トゥワイス）がヒットを連発し、活動拠点である韓国はもちろん、アジア圏から世界中にファンを拡大している。

そんな彼女たちが今年の1/29に東京・NHKホールで開催した公演模様に加え、メンバーのインタビューも交えた「M-ON! LIVE TWICE 『TWICE SHOWCASE LIVE TOUR 2018 "Candy Pop"』」が4/29(日)、エムオン!で放送される。

日本でも昨年末の「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか）に出場したほか、各音楽番組やテレビCMなどで、彼女たちを見知っている方は多いはず。

デビュー前から韓国内外で話題騒然！

TWICEは韓国の芸能プロダクション・JYPエンターテインメントに所属する9人組のガールズグループ。同社の新グループメンバーオーディション番組として2015年5月から7月にかけて放送された「SIXTEEN」から誕生した。番組に出演したJYPの練習生16人から選ばれた9人が、同年7月7日にTWICEを結成。選考過程がリアリティーショーとしてテレビで放送されていたこともあり、10月20日にミニアルバム「THE STORY BEGINS」でCDデビューする前から大きな話題となっていた。その勢いを受けて、デビューからわずか1カ月半後の12月2日には「Mnet Asian Music Award」の女性新人賞を受賞。

以降、立て続けに音楽賞を総なめにし、2016年4月25日にリリースされた2ndミニアルバム「PAGE TWO」のリード曲「CHEER UP」は音楽番組"11冠"を達成（韓国の音楽番組は独自の採点方法で出演アーティストを順位付けし表彰する仕組みがあり）。さらに、10月24日リリースの3rdミニアルバム「TWICEcoaster : LANE 1」のリード曲「TT」では"13冠"を達成し、日本デビューを前にオリコン週間アルバムランキングで10位にインするという偉業を成し遂げた。

個性が豊か過ぎるメンバーたち

TWICEを生み出したシンガーソングライターで音楽プロデューサーのJ.Y. Parkが、SMAPやAI、ウィル・スミスらをプロデュースした経歴を持つことも、TWICEがグローバルな魅力を持つ一因になっているといえよう。しかし、グループ自体が持つイメージやメンバー出身地の多様性以上に、9人それぞれがファンに愛される個性の持ち主であることも特筆すべきポイントだ。

実質的なエースで"ファンサ（ファンサービス）の女神"と称されるナヨン、ショートカットが印象的なジョンヨン、幼少期から日本でダンスの経験を積んできたモモ、愛らしいキャラクターで"キューティーセクシー担当"のサナ、グループのリーダーで抜群の歌唱力を誇るジヒョ、バレエ経験に基づいたしなやかな動きとクールな美貌から"ブラックスワン"の異名を誇るミナ、笑顔が魅力で熱烈なファンを持つダヒョン、同じ最年少メンバーのツウィとのコンビ"マンネ（末っ子）line"としても人気のチェヨン、アメリカの映画レビューサイト「TC Candler」の"世界で最も美しい顔2017"で3位にランクインしたツウィと各メンバーが個性的で、いずれも厚く支持されている。

ライブを楽しむ最大のポイントは"キャッチー"な曲＆ダンス

もちろん、パフォーマンスや楽曲そのものも高く評価されている。その一因となっているのが、キャッチーな楽曲と分かりやすいポーズの数々だ。例えば、きゃりーぱみゅぱみゅや川口春奈らが、TWICEの楽曲中に登場するポーズをマネして撮影した画像をInstagramにアップするなど話題に。きゃりーらが披露したのは"泣き顔"の絵文字を表現したTTポーズ（「TT」）だが、他にもチリチリポーズ（「SIGNAL」）、ノックダンス（「KNOCK KNOCK」）など、思わずマネしたくなる振り付けが多い。

また、日本人メンバーのサナが「CHEER UP」内の歌詞"Shy Shy Shy"（シャイシャイシャイ）を上手く発音できず"シャシャシャ"と歌ったところ「かわいらしい！」と大評判に。その反響を受けてこの部分のダンスがよりポップなものに変更され、ファンとのコール＆レスポンスも含めてライブでの盛り上がりポイントになっている。

その他、各楽曲ともに見どころは多くYouTubeの公式チャンネルにアップされているMVの再生回数が2億を超えている作品も複数ある。一度見たら目にも耳にも必ず残る楽曲を二度、三度と繰り返し楽しみつつ、メンバーとヒットチューンの魅力を掘り下げていただきたい。その後でライブを視聴すれば、思わずTTポーズを繰り出してしまうこと間違いなし。ライブとメンバーのトークが見られる特別番組は必見だ。

文＝大小田真

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