純烈を卒業する小田井涼平、最後にメンバー全員で歌いたい純烈ソングとは?

12月末で純烈を卒業する小田井涼平
12月末で純烈を卒業する小田井涼平

2022年末で純烈から卒業することを発表し、5年連続出場となった12月31日(土)のNHK紅白歌合戦が最後のステージとなる小田井涼平。「仮面ライダー龍騎」に出演し、俳優として活動していた時期にリーダーの酒井一圭から声をかけられたのが、純烈のメンバーになったきっかけだ。

イケメン俳優が中心となって結成された純烈は、「夢は紅白!親孝行!」をキャッチフレーズに、約3年間に及ぶ歌唱レッスンなどの下積み期間を経て、2010年にムード歌謡路線の「涙の銀座線」でデビューした。デビュー当初は全国各地の老舗キャバレーや銭湯を回って歌う地道な日々。レコード会社の契約が打ち切りになってしまうなど、その活動は決して楽な道のりではなかった。しかし、スーパー銭湯での営業が脚光を浴びるようになり、徹底したサービス精神を貫き、ファンとの握手会などの交流も欠かさなかった純烈は「会いにきてくれる大人のグループ」として昭和世代の女性たちを始め、多くの人から熱狂的に支持される存在に――。

徐々にテレビ番組でも取り上げられるようになり、「スーパー銭湯アイドル」として広く知られるようになった。勢いの波に乗った純烈は2016年には7枚目のシングル「幸福あそび・愛をありがとう」をオリコン演歌・歌謡曲ウィークリーチャートの1位に送りこみ、2018年には「指輪をおくるよ」とロマンティックに歌う「プロポーズ」がヒット。この曲で結成時からの悲願だったNHK紅白歌合戦に初出場。以降、連続出場し、大ブレイクを果たすことになる。

そんな純烈の初の冠番組となったのが、2018年にスタートし、歌はもちろん、ユーモアたっぷりのメンバー同士の掛け合いも楽しめる「クラブ『純烈』へようこそ!」だ。番組では12月31日(土)でグループから卒業し、ソロとして活動していく小田井涼平を2ヶ月にわたってフィーチャリング。「クラブ『純烈』へようこそ!~さらば小田井涼平!笑いと涙の卒業スペシャル」と題して11月27日(日)には前編、クリスマスの12月25日(日)には後編が放送される。

前編では36歳で純烈に加入し、51歳で卒業することになった小田井の半生を振り返る企画や、小田井が卒業前に4人で歌いたいという純烈ソングも披露。テレビ初公開となるライブハウスでのデビュー前の貴重な映像を見返してメンバーで盛り上がったり、小田井がオネエキャラとしてステージに立っていた時期を懐かしがったりと、純烈ファンは見逃せない内容となっている。グループのムードメーカーとして愛されていた小田井が純烈を卒業することに決めた理由も明かされる。

文=山本弘子

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放送情報

クラブ『純烈』へようこそ!~さらば小田井涼平!笑いと涙の卒業スペシャル
放送日時:前編 2022年11月27日(日)20:00~、後編 2022年12月25日(日)20:00~
チャンネル:日テレプラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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