BTSのRMが教養型バラエティでスマートな魅力を発揮｜Kカル！

■スマートな男RM(BTS)の知的好奇心を満たしてくれる番組とは

愛、宇宙、DNA、サイコパス...など様々なお題を、天文学、法医学、科学、芸術の専門家たちが、それぞれの視点から解いていく教養番組『知っておくと役立つ人間雑学』。今番組でMCを務めるのが、BTSのRMさんです。なんと7年ぶりのバラエティレギュラー出演！前回出演していた番組も、『脳セク時代』という頭脳系バラエティ番組だったことを考えると、MCを受けたのは、ご自身の知的好奇心を満たすような番組だと判断したからかもしれません。

出演する先生方の話は、どれもとても興味深くて、とてもおもしろく、「こんな観方もあるのか」と勉強になることばかり。ただ、あまりにも知的レベルの高いトークゆえ、正直、私は自分が一緒に話す自信はない...。しかし、RMさんは、先生方の話を聞き、本質をとらえ、話を理解しているからこその鋭い質問を投げかけ、自分の経験に絡めて、話をまとめていきます。その"教養ある話の聞き方"が、とってもスマート！

例えば、「サイコパス」というテーマの時。「サイコパスに対しては、彼らの言語で説明することが重要である」という話がありました。すると、RMさんは、「僕は、エンジニアの方と話すとき、抽象的な言葉ではなく、エンジニアの方々が使う単語や言葉、すなわち"エンジニアの方の言語"で話そうと努力をしています」と、自分事を交えて、話をしました。「サイコパス」の話で終わらせるのではなく、「自分」という身近なたとえを使い、「サイコパス」の話から「他者とのコミュニケーションの仕方」へと、もう一歩踏み込んだ話として落とし込み、視聴者に伝えたのです。

この番組は台本がほぼないんだそうです。フックとなるテーマだけが与えられ、先生方がどんどん話を膨らましていくのです。知識と好奇心の多い先生方ですから、トークが弾み、放送できる分量は105分から120分にもかかわらず初回の撮影はなんと11時間40分にも及んだとか！その後も、毎回、平均6時間撮影していたそうです。

番組の中で、RMさんは自らを「学びを欲する人間」と表現しています。出演する契機についても「長い間、勉強への渇きが常にあったので、今回この番組を通して、たくさん学んで知恵を得たいと思った」と語っています。昨年、BTSがソロ活動に専念すると宣言したとき、RMさんは「忙しすぎて、"インプット"をする時間がない」と理由を語っていました。それほど、「学び」を欲していたのです。RMさんのSNSをみると、今、RMさんは、世界で美術館巡りをしたり、本を読んだり、様々な知識を "インプット"しながら過ごしているようです。そんなRMさんにとって、今番組の中で専門家の先生方と談話する時間は、知的好奇心を満たす最高の時間となったに違いありません。それを証拠に、番組に映るRMさんは、その場をとても楽しんでいるように見えました。時にはメモを取っているような場面も。番組の中で得た知識が、今後RMさんの作る歌詞に反映されることもあるかもしれません。

ステージの上でみせる姿とはまた違う、RMさんのスマートな魅力を感じられる『知っておくと役立つ人間雑学』、ぜひご覧ください。

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