プリンス&ジョアンヌ、台湾の人気スターが来日！

台湾の人気俳優プリンス・チウとジョアンヌ・ツァンが3月に来日。恋愛ドラマ「アテンションLOVE」で共演し、お似合いの美男美女と評判の2人にインタビューした。

プリンスさんは3人組グループJPMとして活動していたアイドルであり俳優。ジョアンヌさんも音楽活動をされていて、このドラマのエンディング曲も歌っていますね。お2人が日本に来たのは何回目ですか？

プリンス「もう数え切れないぐらい来ています。JPMとしてもファンミーティングやライブを行なっていましたし、今年もドラマファンミーティングを開きますよ」

ジョアンヌ「私も何度も来ていますね。若い頃は日本の女性のファッションから影響を受けました。日本の女性は編み込みなど、髪の毛のアレンジが上手ですよね。台湾ではあまり凝ったアレンジをしている人がいないので、とても参考になりました」

プリンス「僕も日本のカルチャーが好きです。ライブでSMAPの曲を歌ったこともありますし、日本の音楽やドラマからたくさん影響を受けました。ドラマだったら『プロポーズ大作戦』が好きでしたね。子供の頃に見た『魔女の条件』も大好き」

ジョアンヌ「私は最近、『カンナさーん！』を見ましたよ。主演の渡辺直美さんが演技も歌もダンスも上手いので、すごい！と感動しました。渡辺さんのお母さんは台湾の人なんですよね。すごく親近感があります」

「アテンションLOVE」では、ヒロインの高校生シャオシー(ジョアンヌ)が、日本から帰国した許嫁のリージェン(プリンス)と同居することになり、彼に恋をします。ご自身の演じるキャラクターをどんな人だと思って演じましたか？

プリンス「リージェンはおとなしい性格で潔癖。逆に言うとツンデレですね。でも、僕自身は賑やかなのが好きなので、ちょっとなじめないところもありました(笑)」

ジョアンヌ「シャオシーは何事にも大ざっぱ。特に将来の夢もなかったけれど、リージェンに会ってから、恋のときめきを感じるようになるんです」

プリンス「それに対して、リージェンはちょっとひねくれているんだよね。これはとてもせつない恋物語で、2人はお互いのことを好きなのに、恋だとは分かっていない。その時点で親友だということになってしまっているので、告白もできないし」

ジョアンヌ「でも、私は2人の恋をうらやましいと思います。というのも、私は子供の頃から芸能界の仕事をしていたので、このドラマのようなキャンパス生活を体験したことがなくて。シャオシーとリージェンのように一緒に住んで一緒に学校に通うなんてうらやましいです」

リージェンが自分の恋心を隠してシャオシーに「君は親友だ」と告げるシーンが印象的でした。おふたりは男女間の友情は成立すると思いますか？

プリンス「成立すると思いますよ。男女の友情は絶対あります！何より僕たちがその証拠。僕にはジョアンヌだけじゃなくて中学生時代からの女性の友達もいます。すごくいい友達で、お互いの悩みごとをシェアすることもできますし、なにかあったらお互いのことをサポートしています」

ジョアンヌ「私にも、プリンスはもちろん、男性の友達が何人かいます。悩みごとをシェアすることもあります。このドラマでプリンスと恋人役だったので、ファンの人たちには『2人は早く結婚すればいいのに』と言われるんです。でも、私の中では友達は友達、恋人は恋人という境界線があるので、それはありえないかな(笑)」

プリンス「そうだね(笑)。ジョアンヌとは年齢も近くて、一緒に成長してきたという感じ。彼女はこんなふうにさっぱりした明るい性格で、かわいいところもある。そんな彼女と共演できたこのドラマは、本当に楽しかったです」

ジョアンヌ「撮影期間が長かったから、いろんな話をできたよね。プリンスは役作りを頑張っていて、後輩の世話までして、ちょっと前まで"男の子"だったのに大人の男性になったなと思いました。このドラマでそんな彼のかっこいいところを見てくださいね」

文＝小田慶子

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