2009年のドラマ「明日に向かってハイキック」で外科研修医を演じて注目を集め、その後も「ビッグマン」「ゆれながら咲く花」など数々の人気ドラマに出演してきた俳優チェ・ダニエル。彼が2017年に挑んだオフィスドラマ「ジャグラス(原題)」では、人から干渉されることを嫌う、クールで冷徹な上司を演じた。
「ジャグラス(原題)」はどんなドラマですか?
「秘書たちとそのボスのオフィス・ラブコメディです。おそらく会社に勤めて、上司と部下のハプニングを経験された方が多くいると思うので、共感していただけるドラマだと思います。僕の演じた上司のナム・チウォンは、とても内向的な部分があり、トラウマのために他人と距離をおいて暮らす、まるで孤島のような人物です。ぺク・ジニさんが演じるユニと出会って、少しずつ変わっていき、他人とも関わるようになって、恋愛もしていきます」
チウォンは干渉されるのが嫌いで、業務報告もメールでするように命じるほど、本当に冷たい上司なのですが、実際のダニエルさんは周りの方にそうはしないですよね?(笑)
「そういう風にはしないですね。でも外出するのが面倒だったり一人でいたいときがあるので、そういうときは似ている部分はあるかもしれないです。僕が休んでいるときは、他の人に邪魔されたくないところがあって。それ以外はチウォンとは性格が全部違いますね(笑)」
劇中ではシャワーシーンがありました。皆さんそういうシーンがあると色々と準備されますが、ダニエルさんは普段から鍛えていらっしゃると聞いています。今回、撮影のために何か準備されましたか?
「それは間違った情報ですね~(笑)。普段は本当に何もしていないです。撮影が目と鼻の先になると急いでやるのですが、それではダメですよね。『ジャグラス(原題)』の場合は劇中のキャラクターがボクシングが好きで趣味でやっていたりして、スーツ姿でもある程度ガタイも良くないといけないので、一生懸命努力はしましたけど...。どうですかね、恥ずかしいですね(照笑)」
チウォンは幼い頃からのトラウマがありましたが、ダニエルさんが怖いもの、もしくは嫌いなものはありますか?
「僕は蛾とか蜘蛛とかコオロギが怖いです。中学生の頃、家にコオロギが入ってきて、何かわからなかったので捕まえようとしたら、僕のおでこに止まったんですよ。そのとき本当に叫びました。あと、ゴキブリが飛んで僕の鼻に止まったことがあるんです。本当に怖かった。それ以降はちょっと...。コオロギは本当にもう、鳴くじゃないですか『クゥイックゥイッ』と!(笑)」
俳優として、これからやってみたい役柄は?
「日本の映画『ジョゼと虎と魚たち』の主人公の大学生みたいな役ですね。これまで専門職や医者などを演じてきたので、ああいう平凡な、多くの方に共感していただける役柄はどうかなと思って。チウォンの場合も上司という役柄なので、共感できる方って少数じゃないですか。なので、フリーターとかそういう役をやってみたいです。」
「ジャグラス(原題)」が日本初放送です。感想をお願いします。
「ジャグラス(原題)」が初めて日本で放送されるということで、とても緊張しますし、ドキドキしますね。どのように受け取っていただけるかわからないので。でも、好きになっていただける要素もたくさんありますし、ロマンチックな部分もありますので、ご覧いただくのが楽しみです。多くの方に愛していただけたら嬉しいです。
文=ホミニス編集部
放送情報
ジャグラス(原題)
放送日時:2018年5月20日(日)23:15~
※毎週(日)23:15~
チャンネル:DATV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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