民主化運動に揺れる1980年代の韓国を舞台に、若者たちのかけがえのない青春を鮮烈に描いた「オアシス ~君がいたから~」(2023年)。強烈に惹かれ合う初恋カップルを演じたチャン・ドンユン&ソル・イナの"ケミ"が評判を呼び、昨年末の「2023 KBS演技大賞」では優秀演技賞をW受賞した他、ベストカップル賞も獲得。時代のうねりに翻弄されながらも、生涯たった一度きりの初恋を貫こうと懸命な彼らの情熱が、多くの共感を集めた。
4月19日(金)よりKNTVにて日本初放送される本作でドンユンが演じているのは、農業を営む貧しい家庭の息子・ドゥハク。礼儀正しく、高校にも首席で入学した秀才で、ケンカも強い。地元の名士の息子・チョルウン(チュ・ヨンウ)とは無二の親友で、こっそり成人映画を見に行くのも、学校に遅刻して罰を受けるのもいつも一緒。そんな2人がイナ演じる女学生のジョンシンに一目惚れ。2人は揃って告白するが、屈託のないジョンシンの「すぐには決められないわ」の一言で3人は友達関係となり、キラキラした青春時代が幕を開ける。
ドンユンの名前が広く知られるようになったのは、"女性より美しい"と評判となった女装男子・ノクドゥを演じたロマンス史劇「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(2019年)から。ソ・イングク主演の映画「オオカミ狩り」(2022年)では一転、何を考えているかわからない不気味な男イ・ドイルを演じ、強烈な存在感を漂わせた。
一方のイナも、「哲仁王后~俺がクイーン!?~」(2020年)や「社内お見合い」(2022年)など、ヒット作に立て続けに出演し、注目度が急上昇中。特に「社内お見合い」でキム・ミンギュと演じた"眼鏡キス"は大反響を巻き起こした。
実はこの2人の初共演は、若手俳優の登竜門として知られる"学校シリーズ"の「恋するレモネード(学校2017)」。文武両道の生徒会長・デフィ(ドンユン)とその恋人・ナムジュ(イナ)として、互いに思い合いながらもすれ違ってしまう切ない恋模様を爽やかに演じた。それから6年、共に主役級スターに成長した2人が「オアシス~君がいたから~」で共演を果たし、再びロマンスを繰り広げるとあって、早くから注目を集めていた作品だ。
放送情報【スカパー!】
オアシス ~君がいたから~
放送日時:2024年4月19日(金)20:00~
※毎週(金)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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