キム・ダミが「梨泰院クラス」以前に見せた衝撃演技！チェ・ウシク、イ・ジョンソクら魅力的なキャストも登場する「The Witch／魔女」シリーズ

本国公開時に初登場第1位を記録し、観客動員数も300万人突破するなど大ヒットを記録した韓国映画「The Witch／魔女」(2018年)。SNSで口コミが広がり、レンタルや配信でその評判が浸透、映画ファンを次々と熱狂させた。

本作の監督パク・フンジョンは、脚本を担当した「悪魔を見た」(2010年)や監督・脚本を務めた「新しき世界」(2013年)などで日本の映画ファンにも強烈なインパクトを残し、支持を得てきた。彼が手掛ける作品の中で特に注目したいのが、11月9日(土)にスターチャンネルで放送される"魔女ユニバース"シリーズだ。

第1作「The Witch／魔女」は、宿命を背負った少女が暴走するバイオレンス・サイキック・アクション。主演に抜擢されたのはキム・ダミ。ダミが演じるのは、極秘の特殊施設で育ったジャユンだ。

8歳の時に施設を逃げ出した彼女は、記憶を失ったまま酪農家の夫婦に助けられる。夫婦の娘として10年余の歳月を過ごしていたが、ある日、頭に異変を感じるようになる。手術費用と経済状況が厳しい養父母のため、賞金が出る歌のオーディションを受けることを決意。しかし、テレビ番組で特技を披露したことで、謎の男たちから追われることになる。ジャユンは平凡な少女から変貌し、最強アサシンとして覚醒していく。

主人公の二面性をダミは圧巻の演技で表現。家族思いで親友と楽しげに日々を過ごす普通の女子高生を自然体で演じたかと思えば、瞬時に豹変して無機質で無慈悲な瞳で敵を倒していく。新人らしからぬ圧倒的なアクションまで披露。ファンタジア国際映画祭での主演女優賞のほか、数々の賞レースで新人賞を総なめにした。

当時"怪物新人"と呼ばれたダミは、後に大ヒットドラマ「梨泰院クラス」(2020年)にIQ162の天才少⼥役で出演し、さらに人気を得た。また、ジャユンを追う怪しげな青年として登場するチェ・ウシクとはラブロマンス「その年、私たちは」(2021年)で再共演を果たすなど相性の良さを感じるが、ウシクの体温を感じない冷たい視線や余裕のある表情、ミステリアスな雰囲気にも惹き込まれる。

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