コン・ユのサイコな一面やイム・シワンのクズっぷりも！韓国の人気スターたちによる濃密な人間模様に魅せられる「イカゲーム」シーズン2の深化

「第74回エミー賞」で6冠に輝くなど、世界的旋風を巻き起こしたNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」。シーズン1の配信から3年、12月26日(木)に解禁されるシーズン2世界独占配信まで秒読み段階を迎え、12月9日には韓国・ソウル(東大門デザインプラザ)にてワールドプレミアが開催されるなど大きな盛り上がりを見せている。

多額の賞金と引き換えに命をかけたゲームが描かれる本作。シーズン1では主演のイ・ジョンジェに加え、コン・ユ、イ・ビョンホンらスター俳優がサプライズで登場する贅沢なキャスティングで話題を集めた。シーズン2ではイム・シワンら新キャストが加わり、豪華さも格段にパワーアップ。より濃厚な人間ドラマが繰り広げられる。

■前作とは真逆の男に！イ・ジョンジェが演じる主人公・ギフンの激変ぶり

命がけのゲームを勝ち抜き、456億ウォンを手にしたソン・ギフン(イ・ジョンジェ)。アメリカへ娘に会いに行こうとする矢先、自らをゲームに誘っためんこ男(コン・ユ)の姿を見かけて来た道を引き返す...という再び危険な世界に足を踏み入れることが示唆される形で幕を閉じたシーズン1。

それから3年、来る日来る日もある人物を捜索し、ついにゲームへの手がかりを掴んだギフンは、すべての黒幕を暴くべく、前回と同じ"456番"として負ければ死が待ち受ける残酷なゲームへ参加することになる。

怒りを原動力にゲームを終わらせようと一人奮闘するギフン。顔は痩せこけ、眼差しは冷たく、その姿はチャーミングで情けない様が印象的だった前作とはまるで別人。真逆とも言える感情を顔つき一つで体現するイ・ジョンジェの演技はお見事だ。

■コン・ユ、イ・ビョンホンが演じた人物の知られざる一面も明らかに！

そんなギフンがゲームへの糸口として血眼で探し出すのが、金銭的問題を抱えた者を残酷なゲームへ勧誘するセールスマンの"めんこ男"。前シーズンではわずかな登場で抜群のインパクトを放ったが、今シーズンではゲームへとつながるキーマンとなり、ギフンに自らの過去を語る一幕も。爽やかだが薄気味悪い笑顔などサイコな表情を使い分け、不穏なムードを高めるコン・ユの怪演からも目が離せない。

シーズン1では失踪した兄を探してゲームへの潜入捜査を行ったものの、"フロントマン"に撃たれて海へと消えていったウィ・ハジュン演じるジュノ刑事。生死不明だったが、シーズン2では生きながらえていたことが判明する。交通課の警官として平穏な日々を送る傍ら島でのことが忘れられず、ゲームを止めるという同じ志を持つギフンと共に行動することに。しかし、フロントマンの正体をギフンには隠しており、この"秘密"が物語に関わってくることになりそうだ。

さらに、その素顔が明かされた際に視聴者を驚かせたのが、イ・ビョンホンが演じるフロントマン。その正体はジュノ刑事の兄であり、自身も元々はゲームの参加者だったファン・イノだ。前作ではフロントマンになった理由が語られることはなかったが、何やら暗い過去を抱えていることが明らかに。なぜゲームを仕切るようになったのか、その目的とは一体...。

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