オオカミのような俺様男を演じた現代ロマンス「オオカミ君王とひつじ女王」(2020年)に続き、魔神となる宿命を背負った王子を熱演した「長月輝伝～愛と救世の輪廻～」(2023年)でも中国トップ女優バイ・ルーと共演し、人気を爆発させたレオ・ロー(羅雲熙)。

その完璧すぎるビジュアルは"古装劇"でも遺憾なく発揮されており、「長月輝伝」に次ぐ主演時代劇として発表直後から注目を集めた「顔心記(がんしんき)～シェイプ・オブ・ラブ～」では、中国国内の各種ランキングを席捲するほどの反響を呼んだ。

"国宝級"のイケメンぶりで"古装男神"とも呼ばれているレオ・ローは、早くから「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」(2018年)や「白華の姫～失われた記憶と3つの愛～」(2018年)といったファンタジー時代劇で注目されてきた。近年では、イケメン御曹司を演じた「嘘つきな恋人～Lie to Love～」(2021年)や献身的なレスキュー隊員役で新境地を開いた「ライト・チェイサー～必ずキミを救い出す～」(2022年)など現代ロマンスでも存在感を高めているが、古装劇との相性は抜群だ。

3月3日(月)より衛星劇場にて日本初放送される「顔心記～シェイプ・オブ・ラブ～」では、子どもの頃に頭を強く打ったせいで、他人の顔を見分けられない"失顔症"になってしまった郡王・江心白を演じたレオ・ロー。成人した心白は総捕衙司の大総捕(現在の捜査官にあたる役人)となり、父が濡れ衣を着せられ命を落とす要因となった禁制の毒薬草"癸草(きそう)"の撲滅に執念を燃やしている。

そんな心白の前に現れるのが、流しの女性医者・顔南星。彼女もまた、月経が来ると勝手に老若男女を問わず他人に変身してしまう"変身能力"を抱えている。演じているのは、「慶余年～麒麟児、現る～」(2019年)や「贅婿［ぜいせい］～ムコ殿は天才策士～」(2021年)で人生を切り開く強い女性像を体現し、その親しみやすい美貌で支持を集めたソン・イー。

失顔症を患う心白と、変身能力に手を焼く南星。それぞれ人には言えない秘密を抱える2人は、癸草の害をこの世から除くため力を合わせ奮闘する。