
中国ドラマの人気ジャンルとして、近年熱い視線が注がれているのが、ブロマンスを盛り込んだファンタジー史劇。その中でも人気小説「魔道祖師」を実写化した「陳情令」(2019年)は、アジアを中心に大きな人気を集め、男の友情を体現したシャオ・ジャン(肖戦)とワン・イーボー(王一博)という華流ドラマ界のトップスターを生み出した。
アジアだけでなく欧米圏でも話題に上るほどの大ヒットとなった「陳情令」を作り上げたプロデューサーがヤン・シア(楊夏)。彼女が新たに手がけたことで話題のブロマンスドラマがWOWOWプライムで3月7日(金)から放送開始される「光・淵(こうえん)」だ。

(C)2023 NewStyle Media. All Rights Reserved
仕草の一つ一つまで細やかで丁寧な演出、甘美な世界観を作り上げることに定評のあるヤン・シアによる最新作は、中国人気小説家・priestの代表作「黙読」を実写化した犯罪サスペンス。
舞台は、他者の感情を共感できない"零度共感者"が全人類の1.3%を占めるようになった世界。過去に因縁を持つ敏腕刑事と巨大グループの若きトップが反目し合いながらも互いに協力し、ある殺人事件の謎に迫るが、さらなる凶悪事件にたどり着いてしまう。本格的なクライムドラマであると同時に、バディとなった男たちの関係を描くブロマンスのエッセンスが楽しめる1作だ。

(C)2023 NewStyle Media. All Rights Reserved
「ハンシュク~皇帝の女傅」(2015年)などに出演し、歌手としても活躍するフー・シンボー(付辛博)が演じるのが、熱血刑事のルオ・ウェイジャオ(駱為昭)。凶悪事件を扱う特別捜査部の隊長として、ドラッグ売買や売春が多発する地域で見つかった遺体のかすかな違和感も見逃さない、型破りだがスゴ腕というキャラクターだ。
そんな事件の捜査線上に、関係者として浮上してくる裴氏グループの総裁ペイ・スー(裴溯)役には、「家族の名において」(2020年)での好演も話題を集めた注目の若手俳優チャン・シンチョン(張新成)が起用された。7年前のある事件のせいでウェイジャオとの間にわだかまりを抱えているが、犯罪心理学に通じ"零度共感者"の特徴をよく知る者として、捜査に協力していくことになる。
放送情報【スカパー!】
光・淵(こうえん)
放送日時:2025年3月7日(金)0:00~
※毎週(金)0:00~(2話連続放送)
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります
詳しくは
こちら