イ・ジョンソクの除隊後初のドラマ「ビッグマウス」――初共演となった少女時代・ユナとの"夫婦の絆"にも心揺さぶられる必見のノワール作品
韓流・海外スター
イ・ジョンソクが主人公の弁護士を演じ、自身の新境地を見せつけたのが、除隊後初の復帰作となった「ビッグマウス」(2022年)。
本作でイ・ジョンソクが演じるのは、口ばかりが達者なせいで法曹界からホラ吹きの"ビッグマウス"と揶揄され、勝率は10%にも満たない三流弁護士のパク・チャンホ。ところが、大きな権力を持つクチョン市長のチェ・ドハ(キム・ジュホン)に依頼された"ある殺人事件"の弁護を引き受けたことで、人生が激変。凶悪な天才詐欺師"ビッグマウス"としてでっち上げられた彼は、極悪非道な重罪人だけが収監されるクチョン刑務所へと送り込まれてしまう。
(C) 2026 Disney and its related entities
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地獄のような刑務所内で生き残るために、自ら本物の"ビッグマウス"になりすまし、クチョン市に蠢く巨大な陰謀の実態を暴き出していくチャンホ。その姿はこれまでのイ・ジョンソクが持っていた清廉なイメージを根底から覆すようなもので、独房での絶望や愛する妻を想う切なさ、敵を翻弄する冷酷な微笑みといった、シリアスかつハードな演技に息を呑む。その狂気と気迫の凄みは、視聴者に「彼は本当に濡れ衣なのか...?」と疑念を抱かせるほどの強烈な牽引力を持つ。
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さらに、妻役として初共演したユナ(少女時代)とのケミストリーも本作の大きな軸だ。チャンホを信じ、命懸けで夫の無実を証明しようと奔走する妻コ・ミホ(イム・ユナ)は、美貌と聡明さを併せ持つ看護師。回想シーンで見せる初々しい恋人時代と、過酷な現実に立ち向かう夫婦の強い結束――そのコントラストが織り成すドラマティックな緩急が、ダークな世界観の中で救いとして輝きを放っている。
同年放送されたドラマを表彰する「2022 MBC演技大賞」では、イ・ジョンソクが大賞を受賞した他、今年のドラマ賞やイム・ユナの最優秀演技賞(ミニシリーズ部門)など総なめで、人気のバロメーターともいえる"ベストカップル賞"を2人揃って受賞するなど、まさに2022年を代表するヒットドラマとなった。









