チェ・ジョンフン(FTISLAND)とミンヒョク(BTOB)が超能力を突然手に入れた！？

超人的な能力をある日突然手に入れたとき、人は一体どのような行動を取るのだろうか。例えば、中には映画に出てくるようなスーパーヒーローとして、能力を誰かのために使う人もいるだろう。また一方では、私利私欲のために能力を悪用する場合もあるかもしれない。

そんな正義にも悪にもなり得る超能力を駆使して、高校生が推理劇を繰り広げるドラマが、韓国から日本へ上陸することが決定。ファンタジー要素だけでなく、"臓器移植"というテーマにも深く切り込んだドラマ「意外なヒーローズ」が、2018年9月27日(木)よりDATVで日本初放送となる。

華やかな生活を夢見るさえない高校生、ミン・スホ(チェ・ジョンフン)とペ・ジュニョン(ミンヒョク)、イ・ユンジ(キム・ソヘ)の3人は、交通事故により脳死状態となった男性から、それぞれ臓器提供を受ける事に。無事に手術を終えた彼らは、その日を境にある特殊な力を手に入れたことに気づく。3人はその特殊能力を生かし、謎の事件を解決し始めるが...。

本ドラマで、常人離れした怪力の能力を持つ高校生を演じたのは、5人組バンドFTISLANDでギター&キーボードを担当するチェ・ジョンフンだ。彼は2007年のデビュー以降、バンド一筋で活動を行ってきたが、2011年公開の映画『きみはペット』で俳優デビュー。2015年にはWEBドラマ「プリンスの王子」で本格的にドラマデビューを果たし、同作では主演も務めた。

また、チェ・ジョンフンと共に超能力を持つ高校生を演じたのが、2018年7月に日本でファースト・ソロミニアルバムを発売したBTOBのミンヒョクだ。ミンヒョクは2012年に7人グループBTOBのボーカル&ラップ担当として活動をスタートさせると、2013年にはオムニバスドラマ「幻想の巨塔」で演技に初挑戦。その後はドラマ「弁護士の資格～改過遷善」「甘く殺伐としたファミリー」「悪夢先生」など、コメディーからホラーまで幅広いジャンルのドラマに出演し演技力を磨いてきた。

そんな芸歴や音楽の方向性も異なるチェ・ジョンフンとミンヒョクだが、互いに1990年生まれの同い年ということもあり、厳しい撮影現場では絆を深めることができたという。またドラマ内ではあるものの、ひとつ屋根の下で暮らす姿はまるで兄弟のよう。どちらの恋も応援したくなるかわいさを持つ二人から想いを寄せられるユンジには、ついつい羨望のまなざしを向けてしまうファンも多いはずだ。

さらに本作は韓国放送局KBSの他、韓国国内の疾病管理本部臓器移植管理センターが制作に入っている異色のドラマでもある。というのも「意外なヒーローズ」は、推理ファンタジードラマという側面を持ちながらも、一方で臓器提供について若者に広く知ってもらいたいという想いから生まれた作品だからだ。チェ・ジョンフンやミンヒョクらのコミカルな演技、推理劇を楽しむのはもちろんのこと、本作をきっかけに"臓器移植"というテーマについてもぜひ目を向けてほしい。

文＝椋鳥

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