日本でも大ヒットした2012年のドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」で役者デビューを果たしたクウォン。除隊後初の出演作となったのは、男女のまっすぐな愛と家族間の争いを描く全123話の長編ドラマ「前世の敵~愛して許して~」。衝撃展開の連続で病みつきになると話題のホームロマンスに、初主演として挑んだ感想や近況を聞いた。
「前世の敵~愛して許して~」で初主演を果たされた感想は?
「すごく嬉しかったですね。とても素敵な役柄だったので、絶対に出演したいと思っていた作品なんです。ありがたいことに出演が決まり、今作への出演は僕にとって"すごく嬉しい思い出"です!」
マンチンナム(マンガから飛び出したようなイケメン)のような完璧なビジュアルを持つスター弁護士、ミン・ジソク役を作り上げるため、気を使った部分はありますか?
「正直にお話ししますと...痩せなきゃと思って、一生懸命ダイエットをしたんですよ(笑)。キャラクター紹介にも"マンチンナム"と書いてあったので、かっこいいスター弁護士の姿を披露しなければ!と思い、頑張りました」
ミン・ジソクとクウォンさんの共通点と相違点を教えてください。
「ジソクは仕事に対してプロ意識や仕事愛が強い、ワーカホリックなんです。そういった部分は、僕自身と似ていると思います。それから、彼と僕の相違点は"言葉"です。劇中、ジソクは "僕は君さえいればいい"など、キザな言葉をたくさん言うんですよ。もちろん僕も愛は重要だと思いますが...生まれてこの方、そういったキザな言葉は一度も言ったことがないですね(笑)」
撮影中の記憶に残るエピソードがあったら教えてください。
「撮影中は面白い出来事がたくさんあったので、撮影が終わった今でもたまに思い出し笑いをしてしまう事があります。イルイルドラマ(月~金曜、毎日放送されるドラマ)は、台本も撮影シーンも多くて撮影時間に余裕がないんですね。全員が過密なスケジュールの中、駆けずり回っているため、台本を集中して読む時間を得るためには着替えやヘアメークを直す時間を節約するしかないんです。だから、僕がどのようにして時間を節約したかというと..."外で着替える"ことです。車に着替えに戻る時間すらもったいなくて、スタイリストさんに手伝ってもらいながら、寒空の下、通行人もいる中ズボンを脱いで、スパッツ1枚の状態になって...。その出来事がすごく記憶に残ってますね。道端で着替えるなんて、めったに経験できることではないですからね(笑)」
女性視聴者の心を掴む甘いキスシーンが登場しますが、その中でも一番記憶に残っているキスシーンは?
「演じた立場からすると、公園のすべり台でのシーン。今作で初めてのキスシーンだったため、すごく緊張して、とても寒かったこともあり、苦労しながら撮影したので思い出深いです。視聴者の立場として記憶に残っているキスシーンは、カフェで(ヒロインの)ゴヤが疲れてテーブルにうつ伏せて寝ている時に、僕が顔を近づける場面ですね。そのシーンは口は触れていなくて、キスする直前までなのですが、実は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』という映画のワンシーンのパロディなんです。すごくうまく再現できているなぁと感じましたし、映像もとてもキレイに仕上がっているんですよ。だからとても記憶に残っていますね」
撮影が終わって、オフの日はどのように過ごされていますか?
「毎日運動をしたり、絵を描くことも好きなので、絵を描いたりしていますね。それから、僕はよく食べるのですが、撮影期間はスタイルの管理をしなければならないので食べることを我慢したりもするんですよ。だからクランクアップ後は、ずっとやっていなかった料理をしたり。すごく上手な訳ではないですけどね!そんな風に、好きなことをしながら過ごしています。そして、今後も素敵な作品に挑戦するために、いろいろと準備していますね。」
今作を楽しみにしている日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「ドラマを楽しみにしてくださっている日本のファンの皆さん!出演者・スタッフ一同、素敵なドラマを作り上げるためたくさん努力をしました。今作をご覧になりながら、"愛の偉大さ"を感じていただけるのではないかなと期待しています。ぜひご覧ください!」
放送情報
前世の敵~愛して許して~ (日本語字幕版)
放送日時:2018年9月17日(月)23:30~
※毎週(月)~(金) 23:30~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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