台湾の大スター、マイク・ハー(賀軍翔)が4年ぶりに主演した「恋愛動物」。中国の検索エンジン、Sohuの動画プラットフォームにて、6億人が視聴した大ヒットWEBドラマだ。結婚、別れ、再会など本格的な大人の恋愛模様をドラマティックに演じている。
マイクさんが演じた王大樹(ワン・ダーシュー)は、不器用だけど誠実な男性ですね。これまで演じられてきたクールなイケメンタイプとはかなり違いますが、どのように役作りをされたのですか?
「まず髪を特に短く切って、実直な雰囲気に見えるよう前髪を作りました。監督からは、眼鏡をかけたほうがいいと提案があったので、眼鏡もずっとかけています。そうした作りこみで、これまでの僕のイメージから脱却して、王大樹らしくなったと思います」
普段は眼鏡をかけていませんよね?
「実は近眼なので、家では眼鏡です。外出するときはコンタクトですね。ですから、撮影時はコンタクトした目に度なしの眼鏡をかけていました。今回、初めて本の虫みたいな眼鏡をかけたことで、これまでの殻を破って新しいスタイルを構築できたと思います」
相手役のジリアン・チョンさんとの共演はいかがでしたか?
「僕たちは、以前『スターな彼』で共演したシャーリン・チョイさんの紹介で知り合いました。共演する前は、ちょっとクールでお嬢様っぽいイメージがありましたが、実はとても面白い人だと知りました。現場ではいつも明るくて、みんなと何か食べたりしていましたね。ただこの作品で(香港人の)彼女にとって大変だったのは、中国語(北京語)を話さなければならなかったこと。中国語(広東語)が彼女の母語なので、時々発音を間違えて、みんなを笑わせていました」
では彼女とのシーンで特に印象深いことは何ですか?
「夫婦になってからの親密なやり取りです。監督から、普通のテレビドラマのようなキスシーンではなく、よりリアルな夫婦に近いものを撮りたいと要望があったので、首にキスしたり、ちょっと露骨にしたりしたのがとても印象深いです」
特に大変だったことは何でしょうか?
「監督の要求に応えられていないと感じていたことです。リハーサルをした上で本番に入り、最初から最後まで撮影するのですが、7、8分~10分くらいの長回しなので、せりふをしっかり覚えて、立ち位置を把握していても、もし誰かがせりふを忘れてしまったら、どうやってこのシーンを乗り切ればいいのか?というプレッシャーが常にありました。でも、とても面白かったし、自分にとっての挑戦になったと思います」
王大樹の仕事はクライアントの夢を叶えるお仕事(夢の修復師)ですが、彼に仕事を依頼するとしたらどんな夢をかなえたいですか?
「世界一周旅行か留学ですね。小さいときからの夢なんですよ。留学して学びたいのはまず英語、それから、前に少しだけ日本語を習ったこともあります。もっとたくさん時間があって、そういう環境があったら英語と日本語がうまくなりたいですね」
タイトル「恋愛動物」にちなみ、自分を動物にたとえるとしたら?
「馬でしょうね。馬はとても規則的な動物で、運動好きです。仕事にも真面目で、エネルギッシュ。僕は、もちろん休むときはのんびりしますが、長い休みは1、2ヶ月もあれば十分。あとは自己管理をしっかりして仕事モードに戻ります。きっと職業柄もあるでしょうね。1本の作品が終わると暴飲暴食したくなりますが、その後すぐに元の状態に戻そうと意識します。オファーが来るのは大体突然なので、普段からダラダラせずに運動もして、いつも自分を最高の状態に維持していなければいけないんです」
これから日本でドラマをご覧になるファンの方に一言お願いします。
「日本の皆さん、こんにちは。マイク・ハーです。新しい出演作品がしばらく日本で放映されていなかったので、今回『恋愛動物』が日本で放映されることになり、とても嬉しいです。ずっと応援してくれている皆さんが、僕のドラマをもっと多くの人に広めてくれたら嬉しいです。ファンの皆さんが、台湾のイベントにも来てくれていることを知り、とても励まされました。これからも応援よろしくお願いします」
放送情報
恋愛動物 (日本語字幕版) ※日本初放送
放送日時:2018年10月31日(水)01:15~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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