文化勲章受章のBTS (防弾少年団)、"ARMY"へ感謝を感動的なスピーチで表現!

スピーチをするJIN
スピーチをするJIN

世界的な存在感を見せる韓国の7人組ボーイズグループ・BTS (防弾少年団)。全米アルバムチャート「ビルボード200」で、『LOVE YOURSELF 轉'Tear'』『LOVE YOURSELF 結'Answer'』と2作連続で首位を獲得するなど、2018年の彼らの活躍は特に目覚ましいものがあった。音楽活動以外でも国連総会に出席しリーダーのRMが世界の若者に向けてスピーチをするなど、その影響力はすさまじく、YouTubeにアップされたMVの多くは、億超えの再生回数を記録。世界の若者たちが韓国語の歌詞を覚えて歌うようになったのだ。

「2018 韓国 大衆文化芸術賞」にて

(C)Ministry of Culture, Sports and Tourism
(C)Korea Creative Content Agency all rights reserved.
(C)JTBC all rights reserved.

そんな彼らの功績は、もちろん自国韓国でも大いに称えられている。2018年10月、韓国文化普及に貢献したことが認められ「2018 韓国 大衆文化芸術賞」花冠文化勲章を史上最年少で受章。受章にあたり最年長のJINは、「僕たちはよく海外に出ますが、多くの人が韓国語で僕らの曲を歌い、勉強したと自慢してくれます。誇らしい気持ちになります。これからも自分たちの文化の知識を広めたいです」と語った。年末には風物詩として盛り上がりを見せる「2018 SBS歌謡大祭典」「2018 KBS歌謡祭」「2018 MBC歌謡大祭典」の3大歌謡祭のすべてに登場するなど、音楽番組にも引っ張りだこだった彼ら。1年を総括するランキング上位にも名を連ね、世界で活躍する"韓国の誇り"であるBTSへの熱は、韓国内でより一層ヒートアップすることとなった。

受章の重みを語ったJ-HOPE

(C)Ministry of Culture, Sports and Tourism
(C)Korea Creative Content Agency all rights reserved.
(C)JTBC all rights reserved.

彼らがここまで愛される理由は、優れた音楽性やパフォーマンスの力だけではなく、常にファンへ感謝の気持ちを持っているからだと感じる。それは多くの賞を受賞した彼らのスピーチなどに現れている。先に述べた「2018 韓国 大衆文化芸術賞」花冠文化勲章の受章スピーチで、J-HOPEは「花冠文化勲章は大きな章です。多くのスタッフの苦労やBTSの血と汗、世界中のARMY(ファンの名称)の皆さんの歓声が込められている重い賞です」とコメント。

ファンへの感謝を率直に語ったJIMIN

(C)Ministry of Culture, Sports and Tourism
(C)Korea Creative Content Agency all rights reserved.
(C)JTBC all rights reserved.

JIMINは授賞式後にSNSで「一緒に受章した章だ。本当にありがとう」とファンに感謝を述べた。今年1月15日に「第28回ソウルミュージックアワード2019」で2年連続となる大賞を受賞した際も、RMは「アーティストが1回受賞することすら難しいこの大賞を2回も僕たちに与えてくれた世界中のARMYに心から感謝します。皆さんの物語、エネルギー、そして声からインスピレーションを受け、音楽制作時の刺激になっていますし、パフォーマンス時のエネルギーにもなっています」(一部抜粋)とスピーチした。

BTSの"ラップモンスター"ことRM

(C)Ministry of Culture, Sports and Tourism
(C)Korea Creative Content Agency all rights reserved.
(C)JTBC all rights reserved.

ファンへの心配りを怠ることなく、常に最高のパフォーマンスを見せてくれるBTS。その影響力はアジア圏に留まらず、全米ほか世界中で結果を出し続けているのだから、"韓国の誇り"と称するのも大きく頷ける。BTSのますますの活躍を期待したい。

文=津金美雪

BTS(防弾少年団)についてもっと知りたいならこちら!↓↓

この記事の全ての画像を見る

放送情報

2018 韓国 大衆文化芸術賞
放送日時:2019年1月28日(月)20:50~
チャンネル:KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物