「僕を1歳でも若く...」これぞスターの余裕!?イ・ビョンホンの貫録たっぷりなスピーチ

第一次韓流ブームにおいて、"韓流四天王"のひとりとして日本でも確固たる人気を獲得したイ・ビョンホン。ほかの韓国俳優とは一線を画すエキゾチックでハンサムな容姿と演技力の高さで、一気にスターダムに駆け上がった彼は、現在まで長きに渡って韓国を代表するトップ俳優として多くの人に愛されている。

役柄の巧みな演じ分けから「千の顔を持つ俳優」と評されることもあるビョンホンだが、名実ともに"演技派"として広く知られるようになった出世作『JSA』(2000年)以降のキャリアは順風満帆。2000年代にはドラマ「美しき日々」(2001年)や「オールイン 運命の愛」(2003年)などヒット作に次々と出演。ちょうど30代を迎え、どこか影のある男の哀愁を漂わせた独特の存在感は、周囲を圧倒する輝きを放っていた。そして、日本ロケも敢行された主演ドラマ「IRIS-アイリス-」(2009年)は特殊任務隊の精鋭隊員を熱演。強靭な肉体を生かしたダイナミックなシーンや皮肉な運命に翻弄される切ない芝居に心を掴まれた人も多いことだろう。

「2018 APAN STAR AWARDS」レッドカーペット

(C)APAN Star Awards

彼の俳優としての魅力は海を渡り、2009年にはハリウッドに進出。『G.I.ジョー』(2009年)『ターミネーター/新起動:ジェネシス』(2015年)といった人気シリーズの参加に始まり、ブルース・ウィリス主演『REDリターンズ』(2013年)、アンソニー・ホプキンス主演『ブラック・ファイル 野心の代償』(2016年)、デンゼル・ワシントン主演『マグニフィセント・セブン』(2016年)...と、錚々たる名優たちに肩を並べるなど、海外でも彼の多彩な実力が開花。磨き上げた英語力と演技に対する惜しみない情熱が深い表現力を生み、世界の視聴者を魅了した。

「2018 APAN STAR AWARDS」授賞式

(C)APAN Star Awards

国際派俳優へと成長し、ハリウッドデビュー以降は映画が中心だったが、1900年代初頭の抗日闘争史を描いたドラマ「ミスター・サンシャイン」(2018年)で、約9年ぶりに韓国ドラマにカムバックした。米国海兵隊の将校役を演じ、劇中では流暢な英語や日本語も披露。その結果、韓国内唯一の全テレビ局ドラマ授賞式である「2018 APAN STAR AWARDS(アジア太平洋スターアワード)」では大賞を受賞。アジアドラマチックTVにて3月5日(火)に日本初放送される授賞式(後編)では、「(技術スタッフが)僕を1歳でも若く見えるようものすごく努力して、奇跡が起きた」と、サービスたっぷりにスピーチする場面も!

「2018 APAN STAR AWARDS」授賞式でのチョン・ヘイン(『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』)

(C)APAN Star Awards

「2018 APAN STAR AWARDS」授賞式でのヤン・セジョン(『愛の温度』)

(C)APAN Star Awards

20部門もの賞が用意される「APAN STAR AWARDS」には、ほかにも2018年を代表するドラマの主役が集結。今をときめく旬の俳優チョン・へインは人気賞&中編ドラマ優秀演技賞の二冠を達成。昨年秋に日本で1stファンミーティングを実施した演技派ヤン・セジョンは新人賞を受賞。イ・ビョンホンのオーラ輝く授賞式の模様はもちろん、次世代のスターたちも併せてチェックしつつ楽しんでほしい。

文=川倉由起子

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放送情報

「2018 APAN STAR AWARDS」レッドカーペット(日本語字幕版)
放送日時:2019年3月3日(日)3:30~

「2018 APAN STAR AWARDS」授賞式 前編・後編
放送日時:2019年3月4日(月)22:00~(前編)/3月5日(火)22:00~(後編)

チャンネル:アジアドラマチックTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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