いよいよ4月15日(月)からスターチャンネル2にて最終章が放送開始される「ゲーム・オブ・スローンズ」。史上最も多くの賞を獲得し、歴史に残る名作となったこのドラマで、シリーズ屈指の人気を誇るのが、エミリア・クラーク演じる無敵の女王・デナーリスだ。
「ゲーム・オブ・スローンズ」は中世ヨーロッパのような世界観を持つ架空の大陸・ウェスタロスを舞台に、七王国を統治する王座をめぐる名家たちの陰謀渦巻く権力争いや異形種との戦いが、ファンタジックな描写を交えながら綴られる。各家にスポットを当てたスペクタクルなドラマが展開されるため、登場人物の数がとんでもなく多くなっている作品だが、デナーリスは、赤ちゃんの名前に彼女の愛称"khaleesi(カリーシ)"を付ける人がアメリカで急増するなど、社会現象化するほどの人気を集めている。
デナーリスは、もともと七王国を統治していたが、反乱により国を追われたターガリエン家の娘で、玉座を奪い返すことを目論む女王。何よりも魅力的なのが、そのビジュアル。圧倒的な美貌で、プラチナブロンドに輝くロングヘアーをなびかせながら、ドラゴンの背にまたがって飛翔する姿の神々しさは格別だ。
最初は兄の言いなりになってばかりの内気で非力な女性だったが、夫・ドロゴと出会い自由と権力を持つことで、女王としての威厳を帯びていき、最強の女性へと成長していく過程も人気の要因だろう。度重なる悲劇を乗り越えて、"ドラゴンの母"として再スタートを切る決意に満ちたシーンの勇ましさには、テレビの前の多くの人が心を打たれたはずだ。
美しく、強く、気高く、その裏には悲しみも背負っているデナーリスというキャラクターを、エミリアは"世界で最も美しい顔"に選ばれたことがある美貌はもちろん、美しさの中に芯を感じさせる眼差しや、精神的な強さを証明するカリスマ性あふれる演技で体現。自身の魅力を存分に発揮し、デナーリスに深みを与えているのだ。
3月30日に行われたスターチャンネル主催の「GOT」ベストエピソード応援上映&ファンミーティングイベントには、デナーリスの吹き替えを務める声優・清水理沙が登場。駆けつけたおよそ200名のファンの前で、ドラゴンに乗ったデナーリスがドラスク人を鼓舞する名シーンの再現をすると、会場から大喝采が上がるなど、日本でもキャラ人気の高さをうかがわせた。最終章でデナーリスがどのような姿を見せてくれるのか、世界同時放送となる4月15日(月)が待ち遠しい!
文=HOMINIS編集部
放送情報
ゲーム・オブ・スローンズ 最終章
放送日時:2019年4月15日(月)10:00~
チャンネル:スターチャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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