TWICEとその妹分・ITZYはいかにして人気を得たのか？所属事務所・JYPの裏側も明らかに！

2018年に韓国で華々しくデビューを飾り、宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美らAKBグループの人気メンバーが加入したこともあり、日本デビュー(2月6日)の際にも改めて注目を集めたIZ*ONE(アイズワン)。活況のK-POP業界では、今年に入ってからもBTS (防弾少年団)の弟分として脚光を浴びているTOMORROW X TOGETHERや、3人の日本人メンバーを含む10人組ガールズグループ・Cherry Bullet(チェリーバレット)、7月頃までのデビューが既に決まっているTREASURE13など、毎年数多くの新人グループが誕生している。韓国の大手芸能事務所がこぞって新人発掘、育成を行っている中で、プロデュースするグループの注目度はピカイチ、企業としても次々と新たな施策を生み出しているのがJYPエンターテインメント(以下JYP)だ。

JYPを代表するアーティストは "アジアNO.1ガールズグループ"との呼び名も高いTWICE。4月に発売された7thミニアルバム『FANCY YOU』では今までのポップでキュートな印象を一新。リード曲「FANCY」のMVはネオンカラーが多用された大人の魅力にあふれ、イメージチェンジに見事成功している。また、今年2月にはTWICEの妹分・ITZYを初お披露目。彼女たちはIZ*ONEのチェヨンの妹チェリョンも所属する5人組グループで、デビュー曲「DALLA DALLA」は9つの韓国音楽番組で1位を獲得。YouTube再生回数も1億回を突破するなど、既に大物ぶりを見せつけている。今、最も熱いガールズグループ2組を有するJYPだが、同社の勢いはこれだけではない。

2月にはソニーミュージックと共同でグローバルに活躍するガールズグループの結成・育成を行う「Nizi Project」を発表。前代未聞となる日本やハワイなど世界10カ所で国籍不問のオーディションを行うようだ。さらに驚くべきことに、アイドルだけではなくJYPの社員までもオーディション番組を通じて採用するという。

その番組の名は、Mnetにて5月10日(金)より日本初放送される「スーパーインターン」。志願者の年齢や学歴、人脈などのスペックは関係なしに適合性を判断、放送を通じてその過程を公開していくというもの。書類審査とパク・ジニョン代表の面接をクリアした13人のインターン生が、6週間さまざまなミッションに挑戦し、最終合格者はJYPの正規社員として入社することができるのだ。

インターン生に与えられた最初のミッションは「JYPアーティストをコンサルティングせよ」。JYP所属のTWICE、GOT7、Stray Kidsの2019年の進むべき方向をチームに分かれて出し合っていくというもの。ミッション発表の場にはそれぞれのメンバーも参加。TWICEのリーダー・ジヒョからもインターン生へ向けて鋭い質問が投げかけられていく。舞台がJYP本社なので、TWICEやITZYの貴重な舞台裏の様子をはじめ、所属アーティストの意外な登場にも注目だ。

文＝津金美雪

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