千葉恵里らAKB48グループ出身者が続々と韓国デビュー！？難曲「BOOMBAYAH」で意地のK-POPダンス

初のアジアツアー「Eyes On Me」でいよいよ日本公演も間近に控えるIZ*ONE。彼女たちは2018年放送のサバイバル番組「PRODUCE 48」で厳しい戦いを勝ち抜きデビューに至ったわけだが、その陰で注目度も実力も十分と思われる練習生たちが涙を呑んだのは言うまでもない。しかし、デビューは成し得なかったものの、才能を認められたAKB48グループの練習生も数多く存在する。今回はその中から、番組終了後に再びスポットライトを浴びている日本人練習生を紹介したい。

「PRODUCE 48」のファイナリストであり、実力を高く評価された高橋朱里は、新たな6人組ガールズグループ・Rocket Punch(ロケット・パンチ)としてデビューが決定したばかり。「PRODUCE 48」のトレーナーに歌唱力を褒められていた竹内美宥も、高橋と同時期に韓国の芸能事務所と契約を発表しておりデビュー間近と噂されている。また、番組でも通訳が要らないほど韓国語のスキルを見せた宮崎美穂、顔芸を見せムードメーカーだった中西智代梨、得意なアルトサックスで自身をPRした浅井七海、IZ*ONEのカン・ヘウォンと深い友情を築いた佐藤美波、そして涙ながらに「もう無理です」と訴えるシーンが話題になった千葉恵里。この4人は、5月に千葉・幕張メッセで行われたKCON初のスピンオフ企画「KCON GIRLS」に出演。

MCを務めた宮崎が進行し、「PRODUCE 48」を通じて訪れた韓国でのエピソードや、注目する韓国コスメなどを紹介。ステージ上でそれぞれの化粧ポーチの中身を披露していたが、その際に佐藤が「カンちゃん(カン・ヘウォン)からもらったんです」と、KAKAO FRIENDSのアイテムを持ち出す場面も。今なお変わらぬ友情に、会場も沸いていたのが印象的だった。

さらに千葉恵里は、8月16日(金)からMnetで放送される「留学少女」に出演。同番組は、K-POPに関心を持つ多国籍の少女10人が韓国へ留学し、ボーカルやダンス、ビューティー、フードなどさまざまな韓国カルチャーに触れ、成長していく様子を描くリアルバラエティ。初回の放送では、初対面のK-POPダンストレーナーの前で、曲をランダムに流し自分の知っている曲が流れたらそのダンスを踊る"ランダムプレイダンスタイム"が設けられ、実力が評価される展開に...。

他のメンバーがBTS(防弾少年団)やRed Velvetの曲を完璧に踊って見せる中、千葉は緊張しているのかなかなかダンスを見せることはなかった。しかし、最後にかかった曲はBLACKPINKの「BOOMBAYAH」。この曲は「PRODUCE 48」出演時、チーム別ミッションで千葉が拙いながらも披露し、「応援したくなる！」と視聴者の心を掴んだ一曲だ。この時ばかりは千葉も体が勝手に動き出すようにダンスに参加。センターポジションで以前よりもしなやかな踊りを見せてくれた。

千葉以外の"留学少女"の面々は、マリア(アメリカ)、オリン(ノルウェー)、リヴィア(スウェーデン)、リース(エストニア＆スウェーデン)、ルナ(ポーランド)、ナダ(エジプト)、ブラダ(ウクライナ)、ディーシー(ロシア)、マイン(タイ)と、非アジア圏のメンバー中心。3週間の韓国滞在中に、共同生活で培った韓国語を使った楽曲「POPSICLE」のMV撮影やリリースも予定されているよう。個性豊かなメンバーとの交流で、一段と成長した千葉が見られることを楽しみにしたい。

文＝津金美雪

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