次なるスター!?人気オーディション番組『PRODUCE X 101』で大注目のキム・ヨハン|Kカル!

『PRODUCE X 101』で1位通過! キム・ヨハンは選択の神!

"国民プロデューサー"(=視聴者)が、アイドルを目指す練習生やデビュー済みながら不遇の日々を過ごすアイドルら総勢101人から投票で11人を選び、期間限定のグループを誕生させるアイドル育成シリーズ『PRODUCE101』(通称プデュ)。シーズン1からガールズグループI.O.I、シーズン2からボーイズグループWanna One、シーズン3から日韓合同グローバルグループIZ*ONEが生まれ、いずれも社会現象を巻き起こす人気を博しました。そのシリーズの第4弾となる『PRODUCE X 101』が今年5月に放送開始。先日、最終回を迎えました(字幕版は現在放送中)。今回は、1位で最終合格したキム・ヨハンくんの魅力に迫りたいと思います!

もともとテコンドーの選手権で2度の優勝を経験したこともある有望選手だったヨハンくん。しかし、「好きなことをしたい。手遅れになる前にアイドルの夢に挑戦したい」と、テコンドーをすっぱりとやめ、芸能事務所入り。今回、3ヶ月という短い練習生期間にもかかわらず、番組に参加した"ひよっこ練習生"です。そんな彼は、登場からとても衝撃的なものでした。第1話、審査員の前で練習生達がパフォーマンスを見せ、レベルごとにクラス分けをする場面。練習生生活が短いこともあって、審査員も、ほかの練習生たちも「テコンドーでも見せるのだろう」とたかをくくっていた中、彼はなんと、ローラーシューズを履き、Se7enの『Come back to me』を披露したのです。ローラーで滑りながら歌うことで、ダンスらしいダンスはする必要がなく、さらにスローテンポの曲のため歌うのにもさほど苦労しません。普通なら、ダンスや歌ができなくても、とりあえず最善を尽くして踊る、または得意なテコンドーでお茶をにごすであろうところ、ローラーシューズという誰も予測してなかった斬新な選択に審査員や練習生も一同唖然。初々しさと潔さは審査員の目に新鮮に映り(さらに、ローラーシューズというちょっとレトロなアイテムを使ったこともアラサー審査員たちに大好評)、その結果、実力者ぞろいのAチーム入りを果たしました。無理して背伸びするのではなく、「練習生期間が短い」ことを逆手にとって、アイデアで欠点を補充し、最大限に魅力をアピールできる方法を探る。賢明さを感じられる選択でした。

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また、グループバトルでは、本来ボーカルポジション希望でありながら、チーム内はボーカルが得意な人ばかりというボーカル渋滞(!)にはまり、しぶしぶラップ担当に。しかし、その選択(不本意ではあったかもしれませんが)も大当たり!ボーカルだけでなく、ラップもできるという器用さを国民プロデューサーにアピールすることに成功するのです。もちろん、ステージにあがるまでの過程には、実力がないにもかかわらず、突然スターになってしまった戸惑いから来るプレッシャーや、プロとしてきちっとパフォーマンスをするための並々ならぬ努力もあったと思います。そして、"持っている"人だというのも否めません。しかし、それと同時に「選択の勝利」でもあると思うのです。彼の選択は、"敢えて人と逆を行く"ことが多かったように見えます。それは一種のギャンブルとも言えるリスキーなものですが、テレビに映る分量が投票数に強く影響するプデュでは、インパクトのある言動は必須。時には変化球を投げる思い切りの良さも必要なのです。どんな場面でも人とは違うことをするという変化球で、国民プロデューサーたちを惹きつけたのです。

プデュを通して、アイドル界に彗星のごとく現れたヨハンくん。ここから5年の契約期間の間にも、きっと様々な選択のタイミングがあると思いますが、その類まれなる目利きで、ビッグスターになってくれるでしょう。今後のヨハンくんの活躍に注目です。

取材・文:酒井美絵子

聖心女子大学卒業後の2001年に渡韓。韓国外国語大学大学院在学中の2002年から、韓国から日本に輸出されるK-POP紹介番組などに出演。2004年からは日本の韓流ブームに乗り韓流雑誌への寄稿を開始。その後、出版・テレビ・映画といったメディア業界を中心に、ライター、コーディネーター、翻訳家として日々活動中。
2016年4月からは、BSスカパー!(BS241)で放送中の『韓流ザップ』で「天の声」を担当。

「Kカル! powered by スカパー!」とは

「Kカル! powered by スカパー!」とは、2016年4月より読売新聞夕刊「POPSTYLE(ポップスタイル)」紙面にて「シムクン♥韓流」として始まったスカパー!とのコラボ連載企画です。
2019年4月からは枠はそのまま内容がリニューアル!
お隣だけど、まだまだ知られざる魅力がいっぱいの韓国。
その文化、社会、流行、グルメなどを「Kカルチャー」=「Kカル」と称して毎月紹介します。

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PRODUCE X 101

【番組概要】

I.O.I、Wanna One、IZ*ONEを輩出した大型サバイバルプログラム「PRODUCE」シリーズ、第4弾を字幕版でお届け!現役アイドルや大手事務所出身の練習生も数多く参加し話題を呼んでいる「PRODUCE X 101」!国民を代表するプロデューサーにはドラマ「真心が届く(原題)」に出演のイ・ドンウク。トレーナー軍団にはラッパーのCheetahとSG WANNABEのイ・ソクフン、ボーカルトレーナーのシン・ユミ、ダンサーのクォン・ジェスン、チェ・ヨンジュンが登場!


出演:イ・ドンウク、Cheetah、イ・ソクフン、シン・ユミ、クォン・ジェスン、チェ・ヨンジュン


放送情報:放送中
本放送 (土)15:00~
再放送 (木)9:00~

チャンネル:Mnet



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