ラブコメの神!?なぜパク・ソジュンは"メガヒット保証俳優"と呼ばれるのか?

「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」
「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」

(C)KBS

身長185cmというモデル並みのスタイルに落ち着いた声、それでいて"国民のナムチサン(男友だち)"とも称される親しみやすさを持ち合わせているのが、注目度NO.1の人気俳優パク・ソジュンだ。2012年のドラマ「ドリームハイ2」で本格的な俳優活動をスタートさせ、今や"ラブコメの神"や"メガヒット保証俳優"と呼ばれるまでに成長したソジュンの魅力に迫ってみたい。

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ソウル芸術大学演技科在学中に軍務を終えていた彼が、デビューしたのは20代に入ってから。「ドリームハイ2」以降も順調に俳優としてのキャリアを重ねていた彼が、日本でも一気に注目を集めるようになったのは、2014年のドラマ「魔女の恋愛」(2014年)がきっかけだ。39歳ヒロインを一途に愛する25歳の"年下男子"を演じたソジュンは、少年性と大人の狭間にいるキャラクターを好演。スキンシップとキスが上手...というズルすぎる設定も相まって、韓国のみならず、日本でも人気が急上昇したのだ。

その後も、双子の妹であるヒロインに対して兄妹以上の感情を秘めている推理小説家を演じた「キルミー・ヒールミー」(2015年)、太っちょの少年からイケメンエリートに成長した主人公を熱演した「彼女はキレイだった」(2015年)...と、"女ゴコロ"をくすぐるキャラクターの連投で、若手トップスターの地位を不動のものにした。

「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」

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そんなソジュンの人気を支えているのは、印象的な切れ長の目と抜群のスタイルで醸し出される独特の空気感だ。どんなに極甘の胸キュンドラマに出演していても、ソジュンが演ずるキャラクターには、ある種の雰囲気が漂い、ドラマに味と深みをもたらす。初の時代劇に挑戦した「花郎(ファラン)」(2016年)では、新羅時代に実在した王の親衛隊"花郎"役に。頭脳明晰で見目麗しい貴公子が揃う精鋭部隊でありながら、復讐心を宿して入隊したワイルドなムミョン役は、どこか憂いを帯びたソジュンの佇まいにぴったり。...かと思えば、2018年の主演ドラマ「キム秘書はなぜそうか?」では、女ゴコロ理解度ゼロのナルシストなエリート御曹司を嫌味なく体現。その振り幅の広さはソジュンならではだ。

「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」

(C)KBS

その一方で、親しみやすさも兼ね備えているのがソジュンの強み。"国民のナムサチン"たる彼の魅力が存分に味わるドラマが、9月9日(月)よりKBS Worldで放送される2017年の主演作「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」だ。同年のKBS演技大賞で最多受賞を果たした本作は、挫折した若者たちが諦めた夢に再びチャレンジする爽快ラブコメディ。ソジュンが演じる主人公・ドンマンは、プロの格闘家を夢見ながらも現役を引退し、今はダニ駆除会社で働いているというアラサー男子だ。

「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」

(C)KBS

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挫折した夢を引きずるドンマンは、ちょっぴり鈍感ながら繊細な一面も。女性とのデートでついつい過去の自慢話ばかりしてしまったり、高校時代はテコンドーの有名選手だったくせにその事実をついつい隠してしまったりと、理想と現実のギャップにもどかしさを感じる心の機微を等身大の演技で表現したソジュン。決して絵空事とは映らず、しがない日々を送るドンマンの姿に自然と感情移入し、自分の境遇を重ねてみたり、親しい友人をイメージしたり...と強い共感を覚えるに違いない。

「シットコム ファミリー」

(C)KBS

また、本作にはソジュンの"リアルな男友だち"として知られるチェ・ウシクが、ドンマンの同級生・ムビン役で出演。彼らが親友になるきっかけとなった2012年のコメディ「シットコム ファミリー」も、KBS Worldにて10月5日(土)より放送となる。デビュー間もないソジュンと親友・ウシクとの初々しいやり取りも必見!両作で"メガヒット保証俳優"と呼ばれるソジュンの底知れない魅力に、どっぷりとハマってほしい。

文=スズキヒロシ

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放送情報

サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~
放送日時:2019年9月9日(月)22:05~
※毎週(月)(火)22:05~
シットコム ファミリー
放送日時:2019年10月5日(土)17:15~
※毎週(土)17:15~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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