キム・ジェウクがファンへの思いや私生活について語る!「日本から届くメッセージブックに愛を感じる」|Kカル!

実は(?)オタク気質!?"スマート男子"キム・ジェウクの意外な私生活

日本語堪能で名門芸術大学出身、そして落ち着きある受け答え......そんなところからもスマートなイメージの強い俳優キム・ジェウクさん。最新作『彼女の私生活』では、アイドルオタクと恋に落ちるイケメン画家を演じ、フェロモンたっぷりの姿で世の女性たちを虜にしました。今回は、ドラマのテーマにちなんで、"追いかけられる側"の心情や、自身の"オタクなもの"について聞いてきました。

――キム・ジェウクさんにとって、ファンとはどんな存在ですか?

「応援してくださる方々には感謝しかないですね。ファンの方がいなければこうやって役者として仕事を続けることもできないですし。僕のファンの方は、難しいことを僕に要求したり、僕が困るような言動をしない、礼儀正しくて常識的な人が多い気がします。特に日本のファンの方々は守るべき線をきちっと守ってくださる印象です」

――ファンとの交流はありますか?

「僕からなにかをしてあげる、ということはないんですよね。コンスタントに作品を出すとか、いい作品に出るということが、僕からのプレゼントだと思っていて。反対に、ファンの方にはたくさんのことをしていただいています。例えば、撮影現場にフードトラックを送ってくださる方も。『彼女の私生活』の撮影の時も、中国や韓国などさまざまな国の方が、コーヒートラックを送ってくださり、スタッフや共演者たちと美味しくいただきました。みんな、飲む前に僕に『いただきます』と言ってくれるんです。なんだか誇らしい気持ちになって、『ああ、どうぞどうぞ』とか言っちゃって。自分が用意したわけでもないのにね(笑)」

――これまで「かわいいな」と思ったファンの言動はありますか?

「小学生や中学生のファンの子達がお小遣いを貯めて、小さなお菓子を送ってくれたりするんです。それは可愛くて仕方がないですね。『このお菓子を自分で食べればいいのに』と思って、胸がキュンとします。日本のファンの方々からは、毎年、クリスマスや誕生日にメッセージカードを1つにまとめたメッセージブックをもらうんです。これってすごいことなんですよ。たくさんの人の思いを1つにまとめて、それを綺麗な形で僕の元に渡るようにするんですから。時間も労力もかかるし、本当に大変だと思います。金額ではなく、そういう気持ちこそが愛だなって、いつも思います。今までもらったものは、もちろん全て大事にとってありますよ。落ち込んだり、やる気がなくなったりした時に、1つ2つ取り出して読み返しています。『ああ、これは◯年のだな』とか当時を思い出したりもして。すごく元気がもらえますね」

――『彼女の私生活』は、アイドルオタクが主人公のドラマです。ジェウクさんは、ずばり、オタク体質ですか?

「あ〜。かもしれないですね。好きなことを見つけたら、けっこうハマってしまう方なので。サッカーとか、バスケとか、スポーツを観るのが好きなんです。昔は自分でもやってたんですけど、30代になって体が追いつかなくなっちゃって。今は観る専門です(笑)なにかを集めるというよりも、とことん"調べる"派のオタクですね。例えば、サッカーでどの選手が、幾らでこのチームからこのチームに移籍したとか、そういうのを調べたり。今おかしいんですよ。移籍料が(笑)」

――サッカーはどのチームを応援していますか?

「プレミアリーグのリバプールです。いつも頂点にいるチームとか、一流の選手を集めて1位をとるようなチームはあんまり好きじゃないんです。ちょっと実力が足りない選手たちが1つになって強いチームをやっつけるストーリーの方がワクワクします。弱小チームが成長する過程を見守ったり」

――育てたい願望があるんですね。それって、まさしく、オタク気質かも。

「あはは。やっぱり(笑)そうですよね」

――もし、彼女がなにかのオタクだったら、受け入れられますか?

「オタクだということを知ってから始まった関係だったら平気ですが、後からカミングアウトされたら......。どこまで理解できるかはわからないですね。経験がないので」

――では、反対に彼女がジェウクさんの趣味を受け入れてくれないとしたらどうしますか?

「僕がサッカーを観るのが嫌な彼女ってことですよね。そんな子......いますか?(笑)」

――サッカーの試合に夢中になりすぎて彼女をおざなりにするようなことがあったら......。わからないですよ!?

「なるほど(笑)でも、サッカーの試合は1週間に2日しかやらないので。それに、韓国で放送されるのは朝4時とかなので、恋愛するのには支障ないのかなと。『海外リーグ観戦』は、恋愛を邪魔しない趣味だと思います(笑)」

――サッカー鑑賞の他に、最近何をして過ごしていますか?

「ストレッチやヨガ、水泳やジム通いなど、体のメンテナンスをするようにしています。体は柔らかくないです(笑)でも少しずつ柔らかくなってきているのを感じるのが楽しいですね。他にも、本を読んだり、旅行をしたり、『自分』を作っていく時間を大切にしています」

――昨日もジムに?

「いや、昨日は、ずっとやりたかったドレスルームの整理をしました。大きなショッピングバッグを6つくらい捨てたんですよ! 捨てるのが憚られるものは人にあげる用として、別のところに保管したりして。(清々しい顔で)スッキリしましたね。部屋も、僕の心も」

――最後に、ドラマを楽しみに観ている視聴者の方にメッセージをお願いします。

「この作品は、アイドルを好きな主人公と僕演じるライアン・ゴールドの恋愛が軸ではありますが、それと同時に「オタク」の素晴らしさを描いた作品です。オタクというとネガティブなイメージもありますが、『1つのことを一途に愛せる人』『なにかに夢中になれる人』と、肯定的に捉え、彼女・彼らの生き方を応援するストーリーにもなっているんです。多くの方に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひご覧下さい」

取材・文:酒井美絵子

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聖心女子大学卒業後の2001年に渡韓。韓国外国語大学大学院在学中の2002年から、韓国から日本に輸出されるK-POP紹介番組などに出演。2004年からは日本の韓流ブームに乗り韓流雑誌への寄稿を開始。その後、出版・テレビ・映画といったメディア業界を中心に、ライター、コーディネーター、翻訳家として日々活動中。
2016年4月からは、BSスカパー!(BS241)で放送中の『韓流ザップ』で「天の声」を担当。

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「彼女の私生活(原題)」

キム・ジェウク&パク・ミニョン共演作!クールで無情なイケメン画家と“隠れオタク”女子が繰り広げる大人の胸キュンラブコメディ!
「客:The Guest(原題)」「愛の温度」などに出演し演技の幅を広げているキム・ジェウクが本作でラブコメに挑戦!「キム秘書はいったい、なぜ?」でラブコメの女王に躍り出たパク・ミニョンとの恋の駆け引きに注目!気難しい性格だが繊細な一面を持つイケメン画家ライアン・ゴールドを演じるのは、ロマンスからスリラーまでジャンルを問わず活躍中のキム・ジェウク。
イケメン画家とロマンスを繰り広げるヒロインを「キム秘書はいったい、なぜ?」「七日の王妃」など数々の名作に出演するパク・ミニョンが熱演。職場ではキャリアウーマン、プライベートではアイドルの追っかけをしている“隠れオタク”のソン・ドクミを演じる。
悪縁から始まった2人の恋の行方は?ドクミの私生活はバレてしまうのか…?大人の胸キュンラブコメディをお楽しみに!

ソン・ドクミ(パク・ミニョン)は仕事中毒と言われるほど完璧に仕事をこなす美術館のキュレーター。しかし、プライベートでは熱狂的なアイドルオタクで仕事を終えるとカメラを片手にオタク活動に励んでいる。ある日、上司のオム・ソヘ館長(キム・ソニョン)の裏金問題が発覚し、美術館に新しい館長が就任することが決まる。それは海外の競売場で最悪の出会い方をしたライアン・ゴールド(キム・ジェウク)だった。

出演:キム・ジェウク, パク・ミニョン, チョン・ジェウォン(ONE), アン・ボヒョン ほか
演出:ホン・ジョンチャン
脚本:キム・ヘヨン

放送情報:放送中

本放送 (金)(土)21:30~
再放送 (土)(日)6:00~7:15
(月)(火)深1:15~2:30
(金)16:00~18:30(2話連続放送)

チャンネル: Mnet



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