9月15日、「12th KMF 2019」初日公演に出演するため、新千歳国際空港に降り立った11人組ボーイズグループ・X1(エックスワン)。8月27日に韓国でデビューしてからわずか1ヶ月足らずでの初来日にも関わらず、空港には多くのファンが押しかけ、メンバーへの声援が飛び交っていた。9月16日にZepp Sapporoで開催されたコンサートでは、1stミニアルバム『飛翔:QUANTUM LEAP』のリード曲「FLASH」や「PRODUCE X 101」のシグナルソング「_ジマ(X1-MA)」など5曲を披露。会場を埋め尽くす約2000人のファンの大歓声に後押しされ、キレのある熱いパフォーマンスを堂々と繰り広げていた。
デビュー直後にしてこの熱狂ぶり...。これこそ、Wanna OneやIZ*ONEなどを誕生させたオーディション番組「PRODUCE」(以下、プデュ)シリーズの第4弾「PRODUCE X 101」の注目度の高さを表している。そこで今回はX1結成にいたった「PRODUCE X 101」の名場面を厳選して紹介したい。
■大注目!番組シグナルソング「_ジマ(X1-MA)」のステージ
「プデュ」シリーズでそれぞれ設けられていたシグナルソング。その初代センターに選ばれると、必ずデビューできるというジンクスがある。今回は「_ジマ(X1-MA)」がシグナルソングとして採用され、国民投票によってダンス能力&愛嬌抜群のソン・ドンピョ(最終順位:6位)が初代センターに選ばれた。デビュー後に改めて彼らを見ると、制服姿がなんとも初々しく、必死に練習していた放送当時を思い起こさせる。
■EXOの「Love Shot」をカバーし、絶賛されたグループ評価
先輩であるWanna OneやBTS(防弾少年団) 、MONSTA Xらの課題曲をグループごとに披露するグループ評価。この中で特に話題になったのはEXOの楽曲「MAMA」のグループと「Love Shot」のグループ。どちらも歌唱力、完成度ともに高かったのだが、キム・ウソク(最終順位:2位)をセンターに据えた「Love Shot」はずば抜けていた。ウソクの色気溢れるパフォーマンスにより、彼の好感度は急上昇。X1としてデビューを果たしたチョ・スンヨン(最終順位:5位)やイ・ハンギョル(最終順位:7位)などを抑え、グループ内投票でもウソクは1位に輝いた。
■「PRODUCE」シリーズの先輩、IZ*ONEもゲスト出演!
シリーズ第3弾で見事デビューを決めたIZ*ONEも番組に度々登場。事前オーディションやランウェイショーの様子などを収めた「PRODUCE X 101 ザ・ビギニング」では、以前ボーカルトレーナーを務めたイ・ホンギ(FTISLAND)と一緒に、練習生たちをチェックするIZ*ONEの姿も。レベルの高いダンスや印象的なPR動画に感嘆の声を漏らしていた。また、チャン・ウォニョンが練習生へトレーニングウェアを配布したり、クォン・ウンビが身体トレーニングのコーナーに出演したりと、練習生の士気を上げるのにひと役買っていた。
この他にも「PRODUCE X 101」には、ダンスや歌を教え合う練習生同士のチームワーク、脱落してしまったメンバーを思い流した涙、仲間の活躍を喜び抱き合う姿...など熱い人間ドラマが詰めこまれている。Mnetではその字幕版や、貴重な未公開シーンが満載の「PRODUCE X 101 ザ・ビギニング」を10月に放送。まだ"原石"だった練習生時代の彼らを知れば、今後のX1のパフォーマンスが何倍も楽しめるはず。なぜ"この11人"だったのか?――X1結成の軌跡を辿りつつ、その理由をぜひ心に刻んでほしい。
文=津金美雪
放送情報
PRODUCE X 101 ザ・ビギニング
放送日時:2019年10月14日(月)20:00~
PRODUCE X 101 字幕版
放送日時:2019年10月15日(火)5:00~
※毎週(月)~(金)5:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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