A.C.Eという炎は、ファンという酸素があるから力強く燃えることができる

韓国のデビューサバイバル番組「The Unit」、「MIX NINE」出演でメンバー各人が再評価された実力派グループA.C.E。5人の完全体に戻った2019年はその注目を受け、ワールドツアーも経験し、日本でも初の日本オリジナル曲「All I Want Is You」をリリースした。今回BSスカパー！、ミュージック・ジャパンTVで放送中の「ラブラブK-POP！POWER」収録後に彼らにインタビューを決行。収録の感想や今後の展望などを聞いた。

――A.C.Eというグループの魅力を教えてください。

キム・ビョングァン「A.C.Eというグループ名には、"Adventure Calling Emotions＝冒険心を呼び起こす感情"という意味があります。5人の個性がひとつになっていく過程をワクワクした気持ちで見守っていただけるグループだと思います」

――『ラブラブK-POP！POWER』番組の中では、"朝ベッドで目覚めて言うひとこと"というお題で演技を行いましたが、いかがでしたか？

ジュン「楽しかったです。でも、自分がやるよりメンバーがやるのを見る方が面白かったな(笑)」

チャン「はい。みんなの演技...、見ていられませんでした(笑)」

――そんな中で、誰が1番カッコよかったですか？

キム・ビョングァン「ジュンさんかな？ "順番どうする？"ってなったときに、最初に"やる！"って志願した勇気がカッコよかったです。でも、演技は...(笑)」

ジュン「ワウさんの演技、良かったよね。見てる時には"え？"って思ったけど、なぜかもう1度見たくなる感じがして」

――"空港ファッションチェック"というコーナーもありましたが、A.C.Eのファッションリーダーは誰ですか？

キム・ビョングァン「ワウさんとドンフンさんはファッション好きなんだけど、ファッションリーダーはジュンさんだと思うな。枠にとらわれないセンスを持っているんです。そのセンスをもう少し磨けば、最高のファッションリーダーになれると思うんだけど」

ドンフン「いや、それは永久にムリだと思うな(笑)」

――枠にとらわれないセンス？

キム・ビョングァン「例えば、黄色に合わせるにはこの色っていうセオリーがあるじゃないですか。そういう感覚が全然ないんですよ」

――それはファッションリーダーではなくて、ファッションテロリストなのでは？(笑)

ジュン「テロリストではないです。僕は限りないセンスを持っていると信じています(キッパリ)」

――そうですね(笑)。番組のトークでは、「甘いものが好き」という話もありましたが、日本でコンビニに行ったら絶対に買ってしまうものはありますか？

チャン「プリンです。お気に入りのものがあります」

ドンフン「僕も、お気に入りのコーヒー牛乳を必ず買います。結構甘いヤツですが好きなんです」

ジュン「僕は、いちご大福！いちごがお餅で包んであるやつ。愛してます！」

キム・ビョングァン「卵サンドと、ダイエットしていないときは、焼きそばです」

ワウ「フフフ、僕はダイエットしててもパンを買っちゃいます」

キム・ビョングァン「ワウさんは、本当にパンが好きなんですよ。この前は、小麦粉をそのまま食べちゃってました(笑)」

――それは盛りすぎです(笑)。今回は、ファンイベントでの来日でしたが、イベントはいかがでしたか？

キム・ビョングァン「ファンの皆さんと過ごした時間が本当に楽しかったです。今は、無事に終えることができた安心感を味わっているところです(笑)」

ジュン「初めてスタンディングの会場でやったんです。ファンの皆さんがノリノリなのが伝わって、僕たちもいつも以上に楽しくライブをすることができました」

――A.C.Eにとって、ファンはどんな存在といえるのでしょう。

キム・ビョングァン「酸素だと思います。僕たちはファンがいなければ歌手を続けることができません。A.C.Eという炎は、ファンという酸素があるから力強く燃えることができるんです」

チャン「そうだね。A.C.Eというグループを存在させてくれる人たちですよね。僕たちが誕生できた理由であり、僕たちが歩む道を作ってくれた存在であり、この先の成功を作ってくださる存在だと思います」

――初の日本オリジナル曲「All I Want Is You」は、そんなファンへ向けた楽曲なんですよね？

ジュン「はい。歌詞は、僕たちがファンの皆さんに伝えたい言葉なんです。永遠にともにするとか、約束するよとか、花を咲かせるとか......。バラードも、ずっとやりたいジャンルだったんです。僕たちが好きな曲をリリースすることができて、ファンの皆さんが喜んでくれて、すごく幸せ！」

ドンフン「歌ってスキルも大切だけど、歌詞に込められているものをどれくらいの想いで伝えられるのか...ってことがすごく大事だと思うんです。ファンの皆さんのために久しぶりに出した曲。その想いを伝えるために一生懸命歌っています」

チャン「うん、わかる、わかる！僕は歌う時、その曲の主人公になった気持ちで歌っています。自分がその曲の世界に入らなければ、聴いている人に共感してもらうって難しいじゃないですか。ライブで『All I Want Is You』を歌ったとき、ファンの皆さんの表情がすごく幸せそうだったので、それを見て僕も嬉しくなりました」

――みなさんの想いが伝わりましたね。この後、韓国では新曲リリースを予定されているとか。

ジュン「はい、まだ"いつ"というのは発表できないのですが、アルバムを制作中です。すごく良いものになりそうなので、期待していてください！」

ワウ「次こそ、必ず1位を獲りたいです！」

文＝坂本ゆかり

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