"世紀のカップル"ソン・ジュンギソン・ヘギョ、結婚・離婚劇を繰り広げたその裏側

2019年、韓流ドラマファンを驚かせたニュースといえば、6月に報じられたソン・ジュンギとソン・ヘギョの離婚劇だ。2017年10月に結婚式を挙げた際には、ファンやマスコミも"世紀のカップル"と手放しの祝福を送っただけに、結婚生活が約2年間で終焉してしまったことを残念がる人も多かった。

そんな2人の出会いのきっかけとなり、お互いにとっての代表作となったドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」の放送に合わせ、出演者のインタビューや撮影現場に密着したスペシャル編が、KBS Worldにて11月4日(月)に放送される。本作がなぜアジア各国のドラマファンを熱狂させたのか?また主演カップルが今なお記憶に刻まれるのはなぜなのか?このタイミングで、その理由を改めておさらいしてみよう。

「太陽の末裔 Love Under The Sun」

(C)KBS

「太陽の末裔 Love Under The Sun」は、2016年に韓国のKBS2で放送された全16話構成の連続テレビドラマ。2010年の「トキメキ☆成均館スキャンダル」で大ブレイクしたジュンギが、除隊後初の復帰作として演じたのが、使命感とリーダーシップに長けた陸軍大尉・シジンだ。かたやヘギョ扮するモヨンは、医療に身を捧げてきた正義感あふれる外科医。モヨンが医療奉仕団として派遣された紛争地域・ウルクで、特殊任務中のシジンと再会し、互いに恋心を燃え上がらせていく。

「太陽の末裔 Love Under The Sun」

(C)KBS

「シークレット・ガーデン」(2010年)「相続者たち」(2013年)をはじめ、数々のヒット神話を生み出してきた名脚本家キム・ウンスクら最強の布陣が揃い、130億ウォンという巨額の製作費が投入され、韓国でも珍しい"100%事前制作"によって仕上げられたクオリティは完璧と、当時から評判も上々。大規模な海外での撮影も敢行され、シジンとモヨンのラブロマンスを、大作映画のようなゴージャスさと美しい映像でつづっている。

おのずと結果はついてくるもので、2016年2月に初回が放送されるや大反響を呼び、最高視聴率は41.6%を記録。同時放送を開始した中国をはじめ、アジア全土で"シンドローム"ともいえる人気を巻き起こした。

そのヒットの要因といえば、何と言ってもジュンギとヘギョの"ソン・ソンカップル"が生み出すケミストリーそのもの。本物感が漂うラブラブなシーンの数々は当時から注目を集め、特に精悍な軍服姿のシジンが、モヨンに対して見せるストレートな愛情表現に人気が爆発!"ツンデレ"が主流だった韓流ラブストーリーの中で、本作は第1話から、シジンがひと目惚れしたモヨンへ猛アプローチ。相手を試すような駆け引きをすることなく、恋心をさらけだすシジンの男らしさが、新鮮な驚きを与え、女性ファンたちの心をガッチリ掴んでいったのだ。

「太陽の末裔 スペシャル~エピローグ編~」

(C)KBS

「太陽の末裔 スペシャル~エピローグ編~」

(C)KBS

「太陽の末裔 スペシャル~エピローグ編~」

(C)KBS

そんな本作の撮影の裏側やキャスト陣へのインタビューがふんだんに盛り込まれているのが、「太陽の末裔 スペシャル~エピローグ編~」だ。ジュンギやヘギョをはじめとしたおなじみのキャストによる貴重なオフショットや、微笑ましいNGカットも満載で、特に2人のキスシーン撮影の裏側に迫るメイキングは必見だ。本番前に、スタッフも交えて真剣な表情で演技の確認をする姿や、リラックスした笑顔も収められており、ここでしか見られない映像も盛りだくさんの内容になっている。

「太陽の末裔 Love Under The Sun」

(C)KBS

約2年の結婚生活にピリオドを打つことになったソン・ジュンギとソン・ヘギョ。しかし「太陽の末裔 Love Under The Sun」の中では、変わることのない永遠の"ドリームカップル"のままだ。

文=スズキヒロシ

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放送情報

太陽の末裔 スペシャル~エピローグ編~
放送日時:2019年11月4日(月)19:00~
太陽の末裔 Love Under The Sun
放送日時:2019年11月22日(金)2:00~
※毎週(木)(金)2:00~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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